GIA-AAJ(GIA同窓会日本支部)は、さる6月18日、京都祇園 津田楼にて清水三年坂美術館とのタイアップセミナーを開催した。美術館とのタイアップセミナーは今年で5回目となる。14名が参加した。
このタイアップセミナー、毎年テーマは異なり、今年のテーマは刀装具。戦乱の時代が終わりを告げ、安定した江戸時代に大きく発展した刀装具は、明治時代に入ると急速に衰退する。しかし、明治時代には輸出品として注目を集め、海外で好まれるデザインのものが多く作られた。
セミナーでは、江戸時代の刀装具と明治時代に輸出用に作られた刀装具も手に取って見ることができ、時代によって異なる刀装具の美しさに参加者は酔いしれた。
会場の「祇園 津田楼」は祇園の中でも特に美しい佇まいで、大正時代の建物自体が美術品のようである。セミナー後は、会場 津田楼にて昼食を頂いた。