東京ビッグサイト東7・8ホール新設の効果も。例年比較で約120%に規模拡大の「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」。「manicolle Tokyo」「SPORTS IN LIFE」も同時開催
例年の開催と比較して全体平均で約120%規模を拡大した「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」。主催の株式会社ビジネスガイド社は2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて東7ホール(展示面積11,680㎡)・8ホール(ホール展示面積3,080)が新設され、新しい会場が使えるようになったことから内容と質を高めた“ギフトの総合見本市化”を行うことにしたという。
カテゴリー別に見ると、東1~3ホールで展開する「ヤングファッション&キッズスタッフフェア」は前年比125%に拡大、「クリスマス&ブライダル・記念日フェア」「スポーツ&プレインググッズフェア」は200%、東4~6ホールで展開する「フラワー・グリーン&ガーデングッズフェア」は前年比118%となった。そして、「ホームファニシング&デコラティブフェア」は2016年10月に竣工された東8ホールも使用して前年比127%に拡大。東4~6ホールでは日々の暮らしを演出するインテリア雑貨を中心に集積し、東8ホールでは“SENSE&DESIGN”をテーマにしてクリエイティブなインテリア雑貨が集まるコンセプトゾーンとして展開した。
天然石の卸企業は西展示棟1階の「ミネラル&ジェムストーンフェア」、ファッションジュエリーやアクセサリーを展開する企業は「ファッションアクセサリーフェア」に出展しており、この西展示棟のアトリウム「ギフト・ショーファッション企画ゾーン」では、アパレル合同展示会の「manicolle Tokyo(マニコレトウキョウ)」(http://manicolle.com)と「SPORTS IN LIFE(スポーツ イン ライフ)」の同時開催も行われていた。
「manicolle Tokyo」を主催・運営する株式会社manifani(マニファニ)は法人化して10年、「manicolle Tokyo」の展開では8年になる。東京インターナショナル・ギフト・ショーとの同時開催を初めて行ったのは2009年9月開催のmanicolle Tokyo vol.8であり、「アパレル・ファッション系の合同展示会の出展社が減少傾向にある」という当時の状況の中で多くの出展社が新規取引先を獲得してその後のビジネス拡大に期待の持てる結果となり、現在では用意したブース以上の出展希望が寄せられるようになっているという。「manicolle Tokyo」は vol.14から2017年2月開催のvol.26まで東京インターナショナル・ギフト・ショーとの同時開催を行っている。
株式会社manifaniが展開するオリジナルブランド『TORQUATA(トルクアータ)』は「アクセサリーの発想からはずれた自由なクリエイション」が特徴。代表的なものとしてはレザーに翅脈を描きリアルな表情を持たせた蝶モチーフのブローチ、ピアス、リングがある。
新作は不思議な形をした胸部背面を持つことで知られるツノゼミ(昆虫・カメムシ目ツノゼミ科)のバラトゲツノゼミ、ニトベツノゼミ、マルエボシツノゼミ、ムギツノゼミ、トゲカメノコツノゼミをモチーフにしたピアス。
問合せ先:株式会社manifani(マニファニ) http://www.manifani.com/