日本最大のブライダルショー『YUMI KATSURA(桂由美)GRAND COLLECTION With OPERA』―オペラとファッションショーのコラボレーション!シモーナ・トーダロ・パヴァロッティも登場
2017年2月15日、82回目となる『YUMI KATSURA GRAND COLLECTION』が開催された。多方面にわたり活躍し、日本のブライダル界の第一人者として知られるデザイナー 桂由美さんが日本初のブライダルコレクションを開催したのは1965年。以来、毎年、ニューウエディングの提案を続け、YUMI KATSURA GRAND COLLECTIONは常に4,000人~10,000人の観客が集まる日本最大のブライダルショーとなっている。
第82回となる今回は『YUMI KATSURA GRAND COLLECTION With OPERA』と題し、“オペラでつづる新婚物語(ニューウエディング)”をテーマに開催。「2016年に一般財団法人東京メトロポリタンオペラ財団にお招きいただいた際、“敷居が高いと思われがちなオペラを誰もが楽しめるものにしたい。ファン層を拡大したい”との思いをお伺いして“ファッションショーとコラボレーションしましょう”と提案した」と桂さんは話しており、初めての本格的なオペラとブライダルファッションショーとのコラボレーションが実現した。
『YUMI KATSURA GRAND COLLECTION With OPERA』には、オペラ界のスーパースター ルチアーノ・パヴァロッティの姪であり、自身もスポレート国際声楽コンクールで優勝、アメリカ、南アメリカ、ロシア、ヨーロッパなど各地のスタジアムで成功を納めているソプラノ歌手、シモーナ・トーダロ・パヴァロッティさんが登場。他にも高橋正典さん、大山大輔さんら、世界で活躍する歌手・注目の歌手が登場し、新作ブライダルファッション約100点を名曲19曲で紹介する豪華な世界を作り上げていた。
このショーでは2017年1月23日の“若冲を着よう”をテーマにして開催したパリコレクションで大好評を得た「YUMI YUZEN」の24作品も披露。江戸時代の絵師、伊藤若冲の生誕300年を記念した、その絵画にインスピレーションを得たものになっており、手刺繍で作り上げた143枚もの羽根をあしらった西陣織のウエディングドレスや「群鶏図」をアレンジしたプリントドレスなどが登場し、来場者を楽しませていた。
新作ブライダルファッション約100点が19曲のゲスト・ライブで披露された。
シモーナ・トーダロ・パヴァロッティさん、フェデリーカ・ヴィタリさん、高橋正典さん、大山大輔さんや、柴田沙貴子さん、醍醐園佳さん、今井学さん、清野友香莉さん、加藤康之さん、そして、ゴスペルアーティストのジョン・ルーカスさんが登場。シモーナ・トーダロ・パヴァロッティさんはこれが初来日になるという。
曲目は、「誰も寝てはならぬ」「闘牛士の歌」「メリーウィドゥ・ワルツ」「出会いの二重唱」「パパパ」「オーハッピーディ」「オー・ソレ・ミオ」「凱旋と乾杯」、マッシモ・モレッティ作曲の「若冲」など。