貴金属ジュエリー・工芸品を展開する、今年で創業125年になる貴金属の老舗『GINZA TANAKA(ギンザタナカ)』から、端午の節句に向けた新作の兜:「純金製兜 “折紙デザイン”」が登場した。
GINZA TANAKAの125周年を記念する兜として、その歴史の中で培ってきた高度な加工技術や伝統工芸の技を随所に施してあるのが特徴。兜前面の武士の額を守る庇(ひさし)部分には“霰打ち(あられうち)”、兜の特徴となる前面左右に張り出した鍬形(くわがた)部分には板状の純金を金槌で打つことでテクスチャーをつけていく“鎚目打ち(つちめうち)”を施し、兜背面の梨地仕上げの部分には立身出世のシンボル・縁起の良いモチーフとして人気のある龍をあしらい、龍を取り巻く雲の部分には透かし彫りを施して立体感を表現するなど、技法ごとに専門の職人が手作業で仕上げている。
価格は40,000,000円。使用した純金の総量は約4kgになる。
デザインは端午の節句に馴染みの深い折紙で折った兜からヒントを得ており、サイズは一般的な折紙の約4倍を想定。一般社団法人日本折紙協会の監修のもと、パーツごとの角度やサイズ、バランスなどにもこだわって作られており、日本人にとって親しみを感じさせる姿でありながらもアーティスティックでモダンな印象をもたらす新しいスタイルの兜になっている。
純金(K24)約4kg 高さ約21cm×幅約40cm 正絹座布団付 40,000,000円(税込価格)
販売場所:GINZA TANAKA直営店(2017年3月30日より発売 ブライダル専門店は除く)
GINZA TANAKAの純金製兜としては最も多様な伝統工芸技法が盛り込まれている。
近年は男児の誕生に合わせて、資産性の高い金などの貴金属製兜を購入するケースが増えているとのことで、GINZA TANAKAの今シーズン(2016年12月1日~2017年3月20日)の貴金属製兜の販売数は対前年同期比約30%増と好調に推移している。