「国内外へ向けたジュエリー産業のさらなる発展」、「ジュエリー産業の官邸・省庁への働きかけ強化」、「ジュエリー産業に関する情報の集積とPR活動の効率化」を目的として、自由民主党 ジュエリー議員連盟(仮称)が設立され、5月21日、設立総会が開催された。山梨一区から選出の宮川典子衆議院議員が中心となって20名強の衆議院議員らで構成され、会長には野田聖子氏が就任した。
総会には、日本ジュエリー協会から小山藤太会長、近藤誠副会長をはじめ、多くの理事が出席、山梨県水晶宝飾協同組合からは小玉実理事長らも出席し、小山会長からジュエリー業界を取り巻く現状報告が為され、それをもとに意見交換が行われた。
出席議員から、若年層が読むファッション誌等での提案力強化の必要性、二十歳のパールなど節目にジュエリーを身に着ける・贈るという母世代への啓蒙の必要性、文化として継承していくことの必要性などの意見が挙がり、協会からは、海外展示会出展への補助をはじめとした新規市場開拓のサポート、技能者育成支援などの要望が挙げられた。
今後、ジュエリー産業の健全な発展のため、業界を取り巻く国内外の諸問題について、政官財が一体となり各種施策を強力に推進していく方針である。