2021年1月13日(木)~16日(土)の4日間、東京ビッグサイト青海会場にて、「第32回 国際宝飾展(IJT 2019)」「第9回 ガールズ ジュエリー EXPO東京」(主催:リード エグジビション ジャパン 株式会社)が開催された。
1月8日に2度目の緊急事態宣言が発出された中での開催となった今展示会では、全参加者のマスク着用の呼びかけ(マスク配布カウンターを設置)、全出入口の消毒薬配備とサーモグラフィーによる体温測定の実施、医師・看護師が常駐する医務室の設置等々の新型コロナウイルス感染症対策が採られ、第32回ジュエリーベストドレッサー賞においても、表彰式に付随するパーティーや会場内のブース訪問を行わないなど、例年に無い形式での開催となった。
前回は世界30か国・地域からの参加も含め約1,050社が出展したが、政府の開催ガイドラインの最大同時入館者数(ホールごとの収容人数の50%以下、かつ5,000名以下)に従ったこともあり、今回の出展社数は約510社、4日間の合計来場者数は8,892名となった(主催者発表の来場者数速報)。
開催当日は、社員の健康への配慮として出展しないことを選んだ企業による空きブースも複数見られ、また、初日にも関わらず土曜日開催時のような来場数であることを嘆く声も聞かれたが、一方で、出展しなければ得られなかった販路開拓に繋がる貴重な機会となったことを喜ぶ声や、予想よりも来場者があったとする出展社の声も聞かれた。
次回、「第33回 国際宝飾展(IJT 2022)」は2022年1月12日(水)- 15(土)の4日間、東京ビッグサイトでの開催を予定している。
<来場者数内訳>(人)
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1月13日
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1月14日
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1月15日
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1月16日
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4日間合計
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来場者数
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1,786
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1,549
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1,414
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1,827
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6,576
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VIP来場者数
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947
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516
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359
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303
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2125
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協会関係者
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15
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0
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0
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0
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15
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来賓
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44
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72
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13
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47
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176
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来場者数計
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2,792
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2,137
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1,786
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2,177
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8,892
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(一社)日本宝飾品貿易協会代表理事兼ジャパンプレシャス編集長の深澤 裕、株式会社GSTV代表取締役の今橋 徹氏、フェスタリアホールディングス株式会社代表 取締役社長の貞松 隆弥氏が登壇。
新型コロナウイルス感染症拡大の中でのテレビショッピングや宝飾小売店の状況、サプライチェーンの在り方、リアルとデジタルの融合などが語られた。
ジャパンプレシャス2021年夏号(2021年5月発刊)展示会レポートにて、第32回 国際宝飾展&第9回 ガールズ ジュエリー EXPO東京の注目出展社と注目商材、「コロナ後の宝飾業界 2021年最新版 ~各業界トップによるトークセッション~」を詳しく紹介する。