1967年、ファッションの発信地、ミラノに創業した『Pomellato(ポメラート)』の特徴は、伝統技術と革新的デザインの融合。
時にアバンギャルドとも評される独創的なデザインと斬新な素材使い、また、それをジュエリーとして成立させる熟練クラフツマンのセッティングやテクスチャーにより、多彩なコレクションを展開してきた。
その1つとなるアイコンコレクション「サッビア」に、18世紀にフランスで誕生したジュエリー技法「トレンブラン」にインスピレーションを得た新たなリングが登場している。
“揺れる”という意味の通り、トレンブラン技法はジュエリーに高さと躍動感を加えようと工夫を凝らした職人たちが、ダイヤモンドジュエリーのパーツをバネのようにきつく巻かれたワイヤーに取り付けることで完成させたものであり、体のわずかな動きで揺れたり跳ねたりすることを可能にしている。
ポメラートでは、このブランドならではのひねりを効かせてトレンブラン技法を再設計。新作の「サッビア」リングは、隠れたジョイント部分により、大小のディスクが風に揺れる花のように生き生きと動き、セッティングしたホワイト、ブラウン、ブラックのダイヤモンドやタヒチ産パールが光をふりまく、モダンで遊び心溢れるリングとなっている。