『Swarovski(スワロフスキー)』の新クリエイティブ・ディレクター、ジョバンナ・エンゲルバート氏 (Giovanna Battaglia Engelbert)の手による初のコレクション「Collection One」が、2021年4月5日、全国のスワロフスキー・ストアおよびオンラインストアより発売となる。
コレクションのテーマは、魔法と科学が融合した「WONDERLAB(ワンダーラボ)」。
このテーマは、「科学と魔法が融合し、大胆さとエレガンスが衝突する架空の場所で、スワロフスキーの新しい世界へといざなわれたすべての人が感じるときめきを表す」という、エンゲルバート氏が考えるモダンなクリスタル・ライフスタイルのビジョンを表したものでもある。
エンゲルバート氏は今回のコレクションを、創業者ダニエル・スワロフスキーによる最も初期のクリスタルの基本的な構造や可能性を書き記したスケッチや図面からインスピレーションを得て制作しており、
「クリスタルの基本的な構造と素材としての可能性を追求したいと思いました。ダニエル・スワロフスキーの手による最も初期の図面やスケッチには、 その発明の素晴らしさがはっきりと示されており、世界がまだ見たことのない何かを創造したいという彼の夢の力を理解することができて、多大なインスピレーションを得ました。自分自身の創造の旅を始めるにあたって、身につける人を変身させる ジュエリーとは何かをしっかりと心に留め、女性も男性も他の誰でもない自分自身がそこにあるように感じられる作品とスタイルビジョンを創造したいと思いました」と、語っている。
2020年に創業125周年を迎えたスワロフスキーグループは、スワロフスキー・ファミリーの5代目が経営を担っている。ロバート・ブッフバウアーCEOは新コレクションについて
「スワロフスキーは125年間にわたってブランドDNAに忠実に幾度となく変貌と再生を遂げてきました。今回、スワロフスキーを手の届くラグジュアリーへと一段階引き上げ、「クリスタル・ライフスタイル」を創造することによって、この素晴らしいサクセスストーリーに新たなチャプターを加えます」としている。
ジョバンナ・エンゲルバート氏 プロフィール
20年以上の経験を持つイタリアのクリエイティブ・ディレクター、 インターナショナルなエディター、ファッションコンサルタント。ミラノで生まれ育ったジョバンナは、グロー バルに展開するラグジュアリーブランドと、クリエイティブでサステイナブルな変革に向けて製品、イメージ、 リテール、組織、マーケティングキャンペーンにおいて継続的に協業してきた。
2016年からスワロフスキーのB2B部門においてクリエイティブな方向性に取り組んでおり、ブランディング、デザイン、コンテンツのキュレーションの分野で一貫した説得力のある視点をもたらす役割を担ってきた。
2020年5月にスワロフスキーのグローバル・クリエイティブ・ディレクターに任命。これにより、スワロフスキー社全体のクリエイティブ面をカバーすることになった。
「Mathemagical」な構造を絶妙なプロポーションの意外性のあるシェイプへ生まれ変わらせた繊細で複雑なデザインが特徴のコレクション。