ジュエリー専門情報誌:JAPAN PRECIOUS(ジャパン・プレシャス) (株)矢野経済研究所
JAPAN PRECIOUS ジャパン・プレシャス
宝飾業界ニュース 購読お申込み お問合せ
HOME

CONTENTS
最新号のご案内

バックナンバー

宝飾業界ニュース

宝飾マーケティング

展示会・イベント

宝飾関連サイト

宝飾業界人材募集

プレシャスWebマガジン
FOREIGN LANGUAGE
English版

Chinese版
INQUIRY
購読お申込み

メルマガお申込み

メルマガ解除

宝飾業界ニュースリリース受付

お問合せ

プレシャスWebマガジン
プレシャスWebマガジン一覧 > 2010年06月24日

購買を誘う“市場にありそうで無かったアイテム”を次々に提案。ほぼ100%の顧客リピート率を誇る:アイデアルダイヤモンド 横村信浩NOBUHIRO YOKOMURA

 

―デザイナーインタビュー:横村信浩 NOBUHIRO YOKOMURA―
爪を美しく飾る女性の心理にヒットして支持を受けた“爪下第一関節部”着用の「Nail-Assistance・Ring:ネアス」や、ブライダルリングは切断したくない(縁起が悪いから)・同じものを長く着用し続けたいという気持ちに応えた“サイズ直しのいらないブライダルリング”「Eternaily・Marriage Ring:エテルナ」など、「欲しかったけれど今までどこにも売っていなかった」アイテムを生み出して、この不況下にも顧客を獲得。消費者来場の展示会でほぼ100%というリピート率を誇るのが『Ideal Diamond(アイデアルダイヤモンド)』と同社のデザイナー・企画室室長の横村信浩氏である。
 
 
 
     ユーザーニーズは実用性・ファッション性・オリジナル性に有り!幅広い年代への接客とオートクチュール展開でユーザー希求を捉える感覚が発達。
私は平成元年(1989年)にデザイナー育成の専門学校「ヒコ・みづの」を卒業しました。『アイデアルダイヤモンド』に入社したのは、何よりデザイン・製作の仕事に携わることができるからです。
私が卒業した年代には、「ヒコ・みづの」と「日本宝飾クラフト学院」の2校が代表的なジュエリーデザイナー育成学校として知られていました。しかし、知名度のあるそのどちらかで学んでジュエリー企業に就職しても、実際にはデザインの仕事に携わることが出来ない場合も多々あったのです。
当時、アイデアルダイヤモンド(当時:彩巧堂株式会社)がブライダルジュエリーの卸中心の展開からオートクチュール主力の小売店展開にチェンジする中でデザイン・企画ができる人材を求めていたことも幸いでした。
 
入社してから3年ほどの期間はアイデアルダイヤモンドが出店していた東急渋谷本店のショップに勤務していました。
その頃はまだ一部にバブル時代の風潮-他人と同じブランドを身につけるのがお洒落―が残っていて、多くのジュエリーショップがその風潮に倣った販売スタイルを取っていたと思います。
しかし、実際には“積極的にジュエリーを購買しようとするお客様”は「2WAY・3WAYにも使える、着用シーンが多い、実用性の高いもの」「ファッション性の高いもの」「他人と違う自分だけのジュエリー」「斬新なもの」が欲しいという現在と同様の要望を持っていたのです。
渋谷は多くの路線が入っているために、様々な場所から様々な年代の人間が集まります。アイデアルダイヤモンドのショップにも10代~80代まで幅広い年代のお客様が訪れましたが、どの年代にも共通して先に上げたような“ファッション性と実用性、オリジナル性”への高い要望が聞かれ、そのようなジュエリーを求める方が店舗を探して来店されることもありました。
お客様に対面する中で、ジュエリーに対する直接の要望はもちろん、何気ないお話に含まれるニュアンスからもニーズに沿ったアイテムを提案するヒントを得てきました。
この経験は今の基礎になり、製作に役立っていると言えるでしょう。
 
 
     エンドユーザー来場の展示会で毎回、30点~40点の商品が完売状態。
現在『アイデアルダイヤモンド』はオーダージュエリーとオリジナルジュエリー、オーダーリフォームを主体に事業展開をしています。
武蔵浦和駅からすぐの駅ビル、マーレの2階(埼玉県さいたま市南区白幡5-19-19)に店舗を構える他、松坂屋上野店・松坂屋銀座店でジュエリーを販売。また、「宝石の八神」「街の宝石屋さんまきの」「ノーブル」などの日本全国の宝飾小売店の方々にオリジナルジュエリーの「Nail-Assistance・Ring:ネアス」を取り扱って頂いており、その他にも月に2回程度の割合で、エンドユーザーが来場するデザイナーズジュエリーの展示会に出展しています。
 
展示会には毎回30~40点のジュエリーを展示・販売しています。景気悪化が影響してジュエリーの購買が下がっている中にも関わらず、出展の都度、毎回ほとんど完売という嬉しい状況になっています。
そして私どもの購買の特徴になっているのが、高いリピーター率です。
毎回、以前に購入したジュエリーを着けて訪ねてくださる方が多く、4月に開催した直近の展示会では100%のお客様がリピーターになっていました。
しかも、前回5万円のジュエリーを購入して下さった方が、次には10万円のジュエリーを購入してくださるなど、着実に同じお客様で購買価格はアップしているのです。
 
     リピーター率ほぼ100%・客単価のアップの理由は「楽しさの訴求」。
私達が展示会で並べたジュエリーに最初に注目するのはエンドユーザーです。
展示会の主催者の方やメーカーや卸・小売などの業界関係者は、爪下第一関節部着用のリング(ピンキーリングにもなる2WAY仕様)「Nail-Assistance・Ring:ネアス」や「Active-Butterfly:アクティバ」シリーズの4面全てに異なる表情を持たせた四角いリング、七宝ともエナメルとも異なるアーティスティックな発色を持つ『Acrica-Jewel:アクリカ』など、“初めて目にする商材=今まで業界に無かったアイテム”を見て、展示会初日には否定的な態度を取られることが殆どです。業界の方は、エンドユーザーの反応と実際に多くの商品が購入されている様子を見て、2日目以降に注目するのがパターンになっています。
 
 
「Active-Butterfly:アクティバ」シリーズの4面全てに異なる表情を持たせた四角いリング「キューブリング」。
ファッションや気分に合わせて使い分けることができ、ジュエリー着用の楽しさを提供している。
 
お客様に購入いただける理由は「楽しさの訴求」を基本にしているからではないでしょうか。
例えばカラフルさと和的な要素を合わせた「Acrica:アクリカ」ですが、七宝やエナメルとは異なった発色のために着物にも浴衣にも洋服にも違和感無く合わせることが出来、「着物用のジュエリーは重厚すぎて他には使う事が出来ず、つまらなかった」という方にも支持されています。
 
 

 

 
 

 

IJT2009でデビューした『Acrica-Jewel:アクリカ』シリーズ。

七宝・エナメルとは異なる、アーティスティックな発色とスタイルを実現した新素材のジュエリー。
予算によってセッティングする素材を変える事が出来、各世代・タイプ・シーンに合わせた展開でデザイナーズジュエリーに親しんで貰おうという試みもしている。
発表後、ジュエリー業界の各企業からも注目。
他社とコラボレーションしたアイテムや、浴衣や着物にも合わせて楽しむ事が出来るアイテムなど、発表後も次々に新作を発売している。
 
先日の展示会では、当社代表の中森雅子が「足が不自由なかたにも外出が楽しくなるように」と杖にジュエリーのファッション性を加えて製作した「Stick ring:ステッキリング」を購入した方が楽しそうに会場を歩く姿を見る事ができ、私どもが基本にする「楽しさの訴求」=「仕舞っておくジュエリーではなく、活用され・愛用されるジュエリーにしたい」という姿勢への支持を実感しました。
 
 
     トータルコーディネイトの時代を迎えたジュエリーの購入ポイントは提案力。横村氏の新作の人差し指用リングが人気。
 
 

 

 

 

 
 
 
「Active-Butterfly:アクティバ」シリーズの人差し指用リングとピンキーリング。
関節の角度に指輪の形状に合わせるようにラインやモチーフの位置を考慮して、指が長く美しく見えるように工夫している。
 
今のお客様の傾向を見ると洋服・靴・バッグにアクセサリーやジュエリーを合わせて自分をプロデュースする、トータルコーディネイトの時代になっていることが分かります。そして市場には、従来のジュエリーやアクセサリーの企業だけでなく、ファッション感覚に長けた異業種の企業も参入するようになりました。
このような市場状況の中でお客様に選ばれるジュエリーは、着用シーンの多さや目新しさ、オリジナリティなどを打ち出せる提案力のあるものでしょう。
 今、私が提案して支持を頂いている新作ジュエリーは左手に着ける「人差し指用リング」です。
 左から右に向かう斜めのフォルムのリングにして指を長く美しく見えるようにしながら、指がスムーズに動くように(関節の角度に指輪の形状を合わせるようにラインを計算)もしています。
「今までの人差し指用リングとは異なりファッショナブルで使いやすく、手の形も綺麗に見える」と好評のため、右手に着ける「人差し指用リング」も製作しています。また、浴衣ファッションに合わせた「Acrica:アクリカ」の新作の発売も決定しています。
 
 

右:「decora.J(デコラ・ジェ:ネアス、アクリカなど)」デザイナー 横村信浩氏 
左:「Stick ring:ステッキリング」デザイナー アイデアルダイヤモンド代表-中森雅子氏。
全国各地のデザイナー展でも独創的な着眼点と工夫が話題を呼び、来場者に喜ばれている中で、「お客様に心から喜んで頂ける喜びを再確認した」という横村信浩(NOBUHIRO YOKOMURA)氏。
2009年春には「Nail-Assistance・Ring:ネアス」「Acrica:アクリカ」などのコレクションを共通の名前に統合、『decora.J (デコラ・ジェ)』として発表した。
『decora.J (デコラ・ジェ)』には、従来より展開して来た「着けた人が美しく見えるジュエリー」のコンセプトをさらに進化させた「身に着ける人の心までも美しく飾れるように」という想いが込められている。
 
問い合わせ先:有限会社 アイデアルダイヤモンド
TEL:048-837-3150
http://www.ideal-diamond.jp/
ページトップへ
プライバシーポリシー Copyright © Yano Research Institute Ltd. All rights Reserved.
Why Visit? - Jewellery & Gem ASIA Hong Kong
神戸国際宝飾展(IJT) | 日本最大の宝飾展
GJEPC
本サイトのコンセプト
  1. ジャーナリスト精神に基づき広告・宣伝に終始せず、事実を公正に掲載します。
  2. 常に最新の情報をアップします(基本は毎日更新、最低週1回の更新)。
  3. ジュエリー業界のポータル(入口)サイトとして多くのページへリンクします。

ツイート Facebook