京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)が独自の結晶技術により開発した再結晶宝石のルビーが、カシオ計算機株式会社(社長:樫尾 和雄、以下カシオ)の展開する耐衝撃腕時計ブランド“G-SHOCK”に採用された。カシオ“G-SHOCK”に宝石が採用されるのは世界で初めてとなる。
「再結晶ルビー」が採用されたのは、“G-SHOCK”の最上級シリーズ“MR-G(ミスターG)”の特別仕様モデルのパーツで、腕時計の文字盤外周部にある「都市コードリング※1」部分。「再結晶ルビー」の原石を直径約3cmのリング状に丸く切り抜き加工しており、ルビー4.85カラット(約0.97g)が使用されている。
再結晶宝石は、1975年に京セラ独自の宝石合成技術や結晶技術によって生まれた天然石と同じ組成を持つ人工の宝石だ。鮮やかな色や、丈夫で加工がしやすく大きさやカットのバリエーションを豊富に作れるという特長があり、エメラルド、ルビーなど現在14石種を投入している。色彩が鮮やかな京セラの「再結晶ルビー」が、“MR-G”のコンセプトである“強さと美しさ”の表現に最適であり、さらに真紅の輝きが、今回の“MR-G”のテーマカラーである日本の伝統色“深緋(こきひ)”のイメージに合致している点も採用のポイントとなった。
本製品は、来る2010年3月18日(木)~25日(木)の8日間、スイスのバーゼル
市で開催される時計・宝飾品の国際見本市『BASEL WORLD 2010』のカシオブースで初出展され、今年の夏には専門店と百貨店で発売を予定している。
※ 1 都市コードリングとは、見切り板とも呼ばれる文字盤外周部のパーツのこと。こはワールドタイム使用時の都市コードを表記したパーツで、ワールドタイム作動時にはセンター針が都市コードを指している。
再結晶宝石「ルビー」のルース(裸石)
◆再結晶宝石について
再結晶宝石とは、1975 年に京セラの結晶技術によって生まれた天然石と同じ組成を持つ人工の宝石のこと。代表的な石種にはエメラルド、ルビー、サファイアなどがあり、現在では合計14 石種を展開している。
再結晶宝石は、天然の物と比べて内部に傷や不純物が少ないため、①発色が鮮やか、②透明度が高い、③丈夫でカットしやすい、④大きさやカットのバリエーションを豊富に作ることができる、といった特長がある。京セラの再結晶宝石はこれまで宝飾品としての用途を主としてきたが、昨秋からは宝飾品のみならず、各種電子機器のパーツなど装飾用素材としての展開も開始している。
再結晶ルビーを使った都市コードリング部分(赤い文字盤外周部)
◆“MR-G”モデルについて
“MR-G”とは、究極のタフネスウオッチを目指して、耐衝撃構造をベースに機能・素材・ディテールなど、全ての面において最先端技術や高級素材を取り入れ、細部まで丹念に作り上げた“G-SHOCK”の最上級シリーズだ。メタルを用いた上質さを追求しており、大人の男性を中心に好評を博している。
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