アルベル・ゴッティ株式会社は、イタリアのジュエリー職人や芸術家が加盟する知名度の高い組合「Confartigianato Imprese Arezzo」に初の日本法人として加盟。現在では日本だけでなく、イタリアや台湾にも活動の場を拡げている。
ブランド名である「アルベルゴッティ」は、イタリア・アレッツオで千年の歴史を持つ男爵・アルベルゴッティ家からネーミングされており、ルーブル美術館のミケランジェロとマイヨールの撮影を担当する世界的な写真家・増浦行仁氏が両者の橋渡しを行なったという。
同ブランドのデザイナー・大窪鈴子の音楽や詩、童話からインスパイアされた感性と、日本の高い技術が男爵夫妻の審美眼に適い、“日本の高い技術力を世界に広める手助けをしたい”という夫妻の想いもあってその名をブランド名として授かることになった。
「アルベルゴッティ・ジュエリー」を代表する「ミューズの瞳」は、真珠の貫通孔を直線でなくU字に開けることで、身に着けても球が回転することなく常に一定の面を表に見せることができるようになっている。この貫通加工の技術は、日本、フランス、アメリカ、ドイツ、中国(香港)、韓国、カナダの世界7カ国で特許を取得している。
IJTのブースの様子 左:安倍誠氏 右:デザイナー・代表取締役 大窪鈴子氏
「大切にしているのは、品質と構造まで入り込んだデザイン、そして高い技術力です。日本人ならではの感性をエッセンスに加え、和と洋が微妙なバランスで融合した独創性ある物作りをしています。アルベルゴッティ・ジュエリーは一点一点のジュエリーに強い想いとストーリーを持っているので量産するものではなく、この高い技術は引き継いでいかれるべきものです」と同社は語っている。
アルベル・ゴッティ㈱