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宝飾業界ニューストップ > バックナンバー一覧 > 2012年10月31日
【2012年10月31日】

2012年秋 第14回「PLUG IN(プラグイン)」開催。総来場者数は5,359人。

 

 
2012年10月23日(火)~25日(木)の3日間、服飾雑貨の展示会「PLUG IN(プラグイン)」(主催:繊研新聞社)が開催された。
「ファッション業界の展示会は他産業に比べて、出展者も来場者も会場の立地にこだわる傾向が非常に高い」ことを理由に、話題のスポットでもある渋谷ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9階)で開催。
①渋谷に立地があり駅からも至近距離、②鉄道各線から直結しており屋外に出ずにホールへアプローチできる、③話題の商業施設シンクスと同じビル内にありイメージが良い、④メルセデス・ベンツ・ファッション・ウィークトウキョウの関連イベントとしてファッションウィークの翌週に同じ会場で開催できるなど、利便性などの立地の強みが作用して出展者数は前回に比較して50社増の128社となり、「夕方遅くまでバイヤーの来場が絶えなかった」という来場者数は3,291人増の5,359人となった。
 
 来場者内訳では45%が小売業となり、21%はアパレル関係。「ショップ業態の担当がアパレル以外の商材を探しに訪れている」ということで、雑貨メーカーやクリエイターが大手アパレル企業と商談を行う成果にも繋がっている。また、百貨店のバイヤーからも催事の申し入れが多数あったという話も聞かれており、出展者にとって効果的な展示会となったようだ。
 
 今までの「PLUG IN」に無かった試みとして、渋谷ヒカリエ1階のアクセサリーショップ「ル コンシデラン」では、第14回「PLUG IN」会期前後に出展者の商品を期間限定で販売して売り場店頭に繋げる取り組みを行っており、渋谷ヒカリエホールのある9階には一般消費者も訪れることの出来るスペース(ホワイエ)を設定して、クリエイターズブランドのアクセサリーや辺銀食堂の石垣島ラー油、ケーキとタルトの専門店「キルフェボン」を展開するラッシュのアイシングクッキー「メリファクチュリー」の即売が行われ、買う楽しみも提供したイベントとなっていた。
 
 2013年3月27日~29日に開催される次回の「PLUG IN」も渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホールで開催される。
 
[問い合わせ先]
繊研新聞社 PLUG IN事務局
TEL:03-3639-8030  
URL:http://www.senken-ex.com/plugin/
「6111:six eleven one」
石川県・金沢市でショップを運営。シューズ、アパレルファッション、アクセサリー・ジュエリーを合わせて展開する「6111:six eleven one」も今回の「PLUG IN」には出展していた。
「6111:six eleven one」を運営する有限会社桜GROUPは、「他に無いものを作る」をテーマに掲げ、アイテムを生み出すにあたって付加価値を追求してきた。
右画像のシルバー製リングは、いぶし加工を施したもの。一度、真っ黒に加工したものを現在のようなニュアンスのあるセピア色になるように職人の手によって色味が調整されている。左画像のスタッズセッティングのベルトにしても、「スワロフスキー社製のストーンの周囲をピラミッド型のスタッズで囲むことによって、ストーンの輝きを際立たせるように工夫している」という手を掛けたものになっており、使用されたスタッズは240個以上、セッティングは全て手作業で行われているという。
ブランドを展開するようになって6年。コストは掛かるが、デザインや作りにこだわった結果、「目の肥えた方から支持されるようになり、例えば、バイヤーの方が“自分のために欲しい”と私どものアイテムを求めるようになっている」という。今後も色々な商材を見てきたバイヤーから、まず、「自分のために買いたい」と思われるようなアイテムを展開して行きたいと話していた。
問合せ先:有限会社 桜GROUP
URL:http://sakura-g.com


左:「ビオジュエリー®」
「ビオジュエリー®」とは、自然のサイクルに配慮して収穫された木の実や家具の廃材、草やヤシの葉の繊維などを材料に、それぞれの素材が生息する土地の職人の手によって作られたジュエリー。
画像のピアスは、南米ブラジル中部にあるトカンチンス州立公園ジャラパォンとその周辺の湿原だけに自生するという“黄金の草”カッピンドウラードを素材にしたもの。
日本に「ビオジュエリー®」を紹介しているColoridas(コロリーダス)は、発展した都市部の仲介業者を介さず、直接、地方の職人・手工芸組合より適正価格で作品を継続的に仕入れるというフェアトレード取引を行っており、同時にアイテムの品質についても配慮。日本の消費者のレベルにかなうように、魅力あるデザインを活かしつつ完成度の高いものを紹介するように品質コントロールを行っているという。
問合せ先:Coloridas(コロリーダス)
URL:http://otimo.coloridas.jp/

右:「nico design(ニコ デザイン)」
台東デザイナーズビレッジのクリエイターも出展していた。「nico design」を展開する奥村仁幸(にこ)氏は、ヒコ・みずのジュエリーカレッジで学び、ジュエリー企業で働いた後に独立して2008年にroomsで「nico」ブランドを発表。2010年にはイタリア・ミラノのMI Milano prêt-a-porterでも発表しており、2012年に台東デザイナーズビレッジにアトリエを移転。現在、「nico design」のアイテムはH.P.FRANCEなどのセレクトショップや百貨店の期間限定イベントなどで販売されている。
今回の「PLUG IN」では、ネイルやリップをシルバーやレジン、パールと組み合わせたカラフルで楽しいアイテムを発表していた。「ヘアメイクアーティストの友人から、メイク・コスメの道具を見せてもらったときに、この発色の美しさの瞬間を捉えることはできないかと考えた」ことからこのシリーズは誕生したという。
問合せ先:nico design
URL:http://www.nicodesign.jp/


「collinacolline(コリーナコリーネ)」
日本のデザイナーズジュエリーとイタリアを中心とするヨーロッパのデザイナーズジュエリーを合わせて紹介する「collinacolline(コリーナコリーネ)」。運営する上武香さんは、日本の著名ブランドでのデザイナー経験、そしてイタリアの職人の下で修行した経験を持っており、日本の感性で作られたデザインやフォルムにイタリアで学んだジュエリー技法がコラボレーションされた「香Koh」(上武さん自身のブランド)のアイテムは、手作りの温かみと繊細さが特徴となっている。
 右(下の2つのネックレス)は「香Koh」の新作のパールジュエリー。金茶の色が自然に入っているパールをメイン素材にして、クラシック感とナチュラルテイストが感じられるネックレスに仕上げている。
 左は「collinacolline」で紹介しているイタリアのデザイナーCristina Bacchettiさんのブランド「Rosso MDP」の新作アイテム。木をメイン素材にしており、ボリュームがありながらも、軽く着けやすいブレスレットやネックレス、ピアスが大人仕様のカラーで展開されている。
問合せ先:collinacolline(コリーナコリーネ)
URL:www.collinacolline.com

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