6月12日、山梨県甲府市の地場産業センター(通称「かいてらす」)で「こうふくの金の鐘」の設置セレモニーが行われた。この鐘は甲府商工会議所の創立125周年を記念して造られたもの。“宝石の街・甲府”を全国にアピールし、観光客の誘致と地域経済の活性化を目標にしている。
鐘の製作に当たっては使用する金を協力金として参加者で購入、1口15,000円程度設定で1,250口募集された(5月31日までで募集終了)。解約は創立130周年記念日に当たる平成21年6月5日から可能となっており、田中貴金属工業の店頭税込小売価格(消費税は5%で計算)から事務手数料を差し引き、1口金10g分の価格として返金される(預り証と引き換え)。問題は今後の鐘のPRの方法で、JJFを初めとして様々なイベントにも積極的に貸し出す予定にしており、甲府のジュエリー産業振興の起爆剤になってくれればと関係者は期待している。
口径40cm高さ30cm総重量16.7kg。鐘の名は甲府と幸福を掛けて幸せを
祈念するものとして名付けられた。