一般社団法人 日本ジュエリー協会(会長:丸山 朝(はやし) 所在地:東京都台東区東上野)は、同協会が実施しているジュエリーコーディネーター検定資格1級試験の2016年度合格者2名を発表した。ジュエリーコーディネーター検定資格制度は3級から1級があり、1級試験については、2005年度より実施しており、これまでに僅か28名しか合格していない難関資格である。(※合格者数は、2016年10月現在)
2016年8月3日(水)に全国2ヵ所で開催された「記述」と「論文」で構成されるジュエリーコーディネーター検定1級1次試験は、同資格2級を保持している22名が受験した。2016年10月19日(水)に東京で開催された2次試験は、実際に接客を行う「ロールプレイング」、宝石の品質の見極めに関する問題を解く「実技」、「面接」で構成される。1次試験の合格者12名(2015年の1次試験合格者1名と2016年1次試験合格者11名)が2次試験に挑み、本年度のジュエリーコーディネーター検定1級合格者2名が誕生した。
ジュエリーに関する高度な専門知識と高度な接客及び販売の実務技術を持ち、豊富な経験と見識で人材の育成、指導ができる合格者は、宝飾品と消費者の架け橋となり健全なジュエリー産業を発展させるために活躍が期待される。「ジュエリーコーディネーター検定第12回1級試験」の合格者は下記の通り。
■ジュエリーコーディネーター検定第12回1級試験 2016年度合格者
大松 彰(おおまつ あきら) 東京都
岡本 有紀子(おかもと ゆきこ) 神奈川県
■ジュエリーコーディネーター検定第12回1級試験 詳細
・級:第12回 1級2次試験
・受験者数:12名 (2015年1次合格者1名 2016年1次合格者11名)
・合格者数:2名
・2次合格率:16.7%
※ジュエリーコーディネーター1級1次試験の合格者は翌年までの2次試験受験資格がある。