日本貴金属製鎖工業組合(JPC)の地金材料使用量調査によると、2016年は金(K24ベース)が5,383kg(前年比101.1%)、うちホワイトゴールドが1,350kg(同100.3%)、プラチナは3,503kg(同102.5%)だった。
金、ホワイトゴールド、プラチナの使用量が前年を上回ったのは2004年以来のこと。
JPCによれば材料費が下がったことによる受注増が原因だとしている。
地金チェーンは国内では喜平ネックレスが大手ディスカウント店などで好調で、「爆買い」が去った後でも中国人観光客向けに堅調な売れ行きを見せている。
また香港ジュエリーショーなどに出展した日本のメーカー卸も、チェーン類は良く売れているという。
3月8日追記
中国中央テレビによると、中国でのチェーンネックレスの金地金使用量は2013年716.5トン、2014年667.06トン、2015年721.58トン、2016年611.17トンだった。