2017年7月26日-28日、ベルサール渋谷ファーストを会場にフランスのクリエイターズファッションを紹介するバイヤー向け展示会「モード・イン・フランス展」(主催:フランス婦人プレタポルテ連盟 www.pretaporter.com)が開催された。
1996年に創設された「モード・イン・フランス展」の開催は今回で43回目。1400㎡の会場に、レディースウェア、レザー、コスチュームジュエリー、服飾雑貨の55社・61ブランドが集積(今展示会が初出展となるブランドも10社近くに上った)、パリに先駆けて2018年の春夏コレクションが披露された。
開催初日にはローラン・ピック駐日フラン大使の来場があり、また、前回1月開催で好評を博したパリで人気のうどんレストラン「国虎屋」も再び登場。野本シェフが来日して特製うどんを振る舞い、バイヤーズラウンジを盛り上げている。
会期中全3日間の総来場者数は、2016年7月開催と同等の1,600名となった。韓国やタイからのバイヤーも来場し、開催期間中に訪れの無かった常連バイヤーからもパリ出張の際にコレクションを見たいという要望が寄せられるものとなった。
カテゴリー別の状況としては、レディースウェアが新規顧客の獲得も叶い、好調。中には2016年7月開催時と比較して売上が倍増したブランドもあった。服飾雑貨やコスチュームジュエリー展開のブランドは昨年開催時と比較して売上で伸び悩んではいたが、サンプル発注は多く、今後に期待できるものとになったという。
次回、「第44回 モード・イン・フランス展」は2018年1月10日(水)~12日(金)の3日間、今展示会と同じくベルサール渋谷ファースト地下1階で開催。2018年秋冬コレクションが披露されるのと合わせ、出展社の中でも特にクリエイティビティでエッジの効いたブランドを集積した「エスパス・ラベル」の新設ゾーンも登場する。
『DELPHINE CHARLOTTE PARMENTIER(デルフィーヌ・シャルロット・パルマンティエ)』
www.delphinecharlotteparmentier.com
デルフィーヌ・シャルロット・パルマンティエはモード・イン・フランス展初出展のブランド。クリエイターのデルフィーヌ=シャルロット・パルマンティエはファッションデザイン学校ステュディオ・ベルソー卒業後、1992年にブランドを創設し1997年にパリにブティックをオープンしている。
右画像にある3点のアイテムはリング。独創的でアーティスティックなフォルムながら、着用してみるとフィット感もよく洋服とのコーディネイトもしやすいものになっている。左のチョーカーにはガラスパールにスワロフスキーパウダーをコーティングしたオリジナルのパーツを起用している。
問い合わせ先:DELPHINE CHARLOTTE PARMENTIER
Tel:+33 1 44 54 51 74