「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」は2012年にフランスを代表するハイジュエリーメゾン『ヴァン クリーフ&アーペル』の支援のもと、パリのヴァンドーム広場に創設され、ジュエリーと宝飾芸術の世界をあらゆる人々に向けて門戸を開いた。これまで44ヶ国、30,000名以上の学生に、ジュエリーに対する深く多彩な学びの機会を提供してきている。2013年、他国に先駆けて日本においてはじめて14日間のプログラムを開講し、以降、香港、ドバイ、ニューヨークにて同様に講義を行ってきた。そして2019年初春、再び東京にレコールが戻ってくることになった。
2019年2月、東京 外苑前に位置する京都造形芸術大学 外苑キャンパスにて、14日間にわたり「レコール 日本特別講座」が開校される。すべての講師がパリから来日し、日本語の通訳のもと、パリ本校での講義内容がそのまま受講出来る。15の講義、子どもと10代の若者を対象とした5つの「クリエイティブ ワークショップ」、また、ジュエリーに関する興味深い「エキシビジョン」や、対話形式のレクチャー「イブニング カンバゼーション」も開催、さまざまな形で新しい学びを得ることが出来る。
<講義>
学生は自らの興味に応じて、好きな数だけ、好きな順番で、講義を組み合わせて受講出来る。それぞれの講義は、2週間の期間中に複数回開催。講師陣は、美術史やジュエリー史、科学分野の専門家たち、また現役の宝飾職人、デザイナー、模型職人、ラッカー職人、宝石鑑定士などで構成。講義時間は2~4時間、講師は2~4名、1コースの定員は最大12名に設定されている。
講義の前や休憩時間には、リフレッシュメント(軽食)が用意されたサロンにて学生同士や講師とくつろぎながら語らい、交流を深めることができる。
1講義の受講料は13,000~26,000円(税込)となっている。予約は全て公式ウェブサイト(12月中旬公開予定)より。
講義は大きく3つのカテゴリーに分類され、さらに5歳から16歳までを対象としたワークショップが開催される。
<イブニング カンバゼーション>
2名以上の専門家とともに、ジュエリーと宝飾芸術の世界をさまざまな視点から探る対話を行う。レクチャーはサロンでのカクテルレセプションからはじまり、くつろいだ雰囲気の中で学びの世界へと聴講者を誘う。イブニング カンバゼーションは、京都造形芸術大学 外苑キャンパスにおいて複数回行われる。予約は講義と同様、公式ウェブサイトから受け付け。参加費は3,000円(税込)。
<エキシビジョン>
今回、日本特別講座と同時に複数のエキシビジョンが行われる。会期中、エキシビジョンは誰でも自由に参加することができ、専門家による解説を掲載した図録が配布される。
2019年2月23日(土)~3月8日(金)AM11:00~PM6:00 入場無料
●「タヴェルニエのダイヤモンドを巡る冒険~ムガル帝国から太陽王へ~」
17世紀に活躍した冒険家ジャン=バティスト・タヴェルニエが、ルイ14世に献上したダイヤモンドのうち特に素晴らしいとされた20石を、パリ国立自然史博物館とレコールが研究を重ね、レプリカとして現代に蘇らせた。この貴重なレプリカと、タヴェルニエの冒険の軌跡をたどる。
●「ハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ~《Vestigia Naturae》」
画家バルテュスと日本人の母の元に生まれ、ヨーロッパを拠点とに数多くのハイジュエラーにおいて作品を手掛けるジュエリーデザイナーの、創造性に満ちた新作を展示。日本において大規模に展示される初めての機会となる。
●「Through the Eyes of a Connoisseur~ある愛好家の目線」世界各国を旅するレコールが、その土地の著名なジュエリー愛好家や専門家によるジュエリー コレクションを紹介する。あるプライベートコレクションを通して、ジュエリーの奥深さと美しさを知る、貴重な機会となる。
***「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」日本特別講座 概要***
開催期間:2019年2月23日(土)~3月8日(金)14日間
場所:京都造形芸術大学 外苑キャンパス(東京都港区北青山1-7-15)
申し込み方法:レコール 日本特別講座 公式サイトにて受付(12月中旬公開予定)http://jp.lecolevancleefarpels.com/
受講に関する問合せ先:レコール 日本特別講座 事務局(12月中旬開通)
TEL:0120(50)2895 フリーダイヤル
Mail:contact.jp@lecolevancleefarpels.com
「今回のレコールは、東京初開催の講座やキッズ向けのワークショップなど、多くの人に興味をもっていただけるプログラムが揃いました」