『SWAROVSKI(スワロフスキー)』が2019年春夏コレクションのテーマとしたのは“太陽の光”。クリエイティブ・ディレクターのナタリー・コラン氏は「このコレクションで表現したかったのは現実からの開放、喜び、人生をポジティブに捉えること。女性達が都会の喧騒を離れて、人生を見つめ直し、地中海からインスパイアされた太陽の光にあふれる瞬間を取り戻すようにいざないます。モロッコのタンジールからテッサロニキ、カプリ島、コルフ島、サントリーニ島、シチリア島まで、旅路の間に見つけた、守りや魔よけ、海の生き物、アイスクリームやカラフルなカクテルといった宝物をデザインしています」と話しており、地中海を巡る旅をインスピレーションソースにして、女性の内面と外見を輝かせる太陽の光を「スプリング」「マザーズデー」「ホワイトデー」「サマー」の4つのプログラムで表現している。
「“Origins”が決め手」というスプリングコレクションでは、モロッコなどで魔よけやお守りとして親しまれてきたハムサなどもモチーフに取り入れ、エキゾチックな雰囲気を加味したコレクションが展開されている。
ホワイトデーコレクションではハートやリボンの可愛らしいモチーフにモダンさを加えて展開。
「あなたは私の太陽」というメッセージを発信するマザーズデーコレクションでは、フェミニンで繊細なデザインのピアス、イヤリングやバングル、リングが登場。
また、「この夏の注目」というイタリアのドルチェ・ヴィータやリヴィエラのスタイルを加えたレトロなリゾートファッションの要素を取り入れた、「No Regrets」では、アイスクリームやフルーツを鮮やかなポインティアージュ®技法でフレッシュに表現している。
新作コレクション発表会場には、コレクションのテーマに合わせて制作されたドレスなどもディスプレイされ、遊び心溢れるコレクションが並ぶ会場を華やかに彩っていた。