日本宝飾クラフト学院(大場よう子学院長)が開講している「宝石品質判定講座」は、様々な種類の宝石を実際に手にとって見て、価値のつき方を学ぶワークショップ。今年で開講3年目になる。講座監修は、諏訪貿易会長の諏訪恭一氏。
今年から全10講座を受講したら受験できる「宝石品質判定士試験」も開始、6月26日に第1回の試験が行われた。
第1回の試験では15名が合格し、最初の「宝石品質判定士」として認定された。8月30日には、同校の東京本校(御徒町)にて「宝石品質判定士 認定証授与式」が開催され、大場学院長、諏訪恭一特別講師、山岸昇司講師と合格者14名が出席した。
認定式では、最初に大場学院長より「講座を始めて3年で資格試験を実施できたことは大変嬉しく思う。今後は一期生として活躍して欲しい」との祝辞が送られた。
続いて、諏訪特別講師より「宝石学を学んだ人はたくさんいても、価値の目安をつけられる人は少ない」とこの講座と宝石品質判定士の重要性が語られた。さらに合格者には新しく発行された「Gemstones Quality Guide」がプレゼントされ、それを元にミニセミナー「宝石とは何か」も行われた。
最後に山岸講師より、「8月の講座には中国の方が何名も受講し、非常に熱心だったので彼らに負けないように宝石品質判定士として活躍して欲しい」との激励が合格者に送られた。
その後、大場学院長より合格者一人一人に認定証が授与された。
授与式の後は、懇親会が行われ、合格者はそれぞれ講座を受けた感想や今後の仕事に学んだことをどう活かすかなどを語った。
次回の宝石品質判定士試験は、2020年1月15日に開催予定。受験を希望する人は、9月以降も講座を開講しているのでまずはそちらを受講することになる。講座の詳細・申込は、同校ホームページhttps://www.jj-craft.com/から。 問い合わせは、フリーダイヤル0120-3388-26。