~“イタリアでの活動20周年記念イベント”のひとつとして~
1988年のミザーニでのミラノ個展から20年目、イタリアでの創作活動が20周年を迎えた水野薫子氏のギャラリー「GARLLERY KAOLVCO(ギャラリー カオルコ)」(東京都港区麻布台)にて、イタリアの彫刻家ロベルト・ブリカッリ氏の個展を開催している。ブリカッリ氏の日本での個展は今回が初めて。
2007年3月6日のオープニングレセプションには、ロベルト・ブリカッリ氏をはじめ、水野氏と日頃から親交の厚いイタリア商工会議所の会頭、ロマーノマズッコ氏、ヴァチカン大使館のモンセニョール、レオンカレンガ参事官、彼の作品のコレクターであるテリオ市長のピエールジョルジョ・グリッロ氏も参加するなど、国内外のゲストが多数集まり国際交流の場となった。
ロベルト・ブリカッリ氏は1959年タラモーナ(ソンドリオ)生まれ。幼少より美術の世界、特に彫刻に魅了され、人文学を研究後、カッカーラの工房に通い、材料やパーツを選ぶ術を習得。大理石や御影石の塊から、彼の思い描く人物像を作り上げる。1994年にミラノのアーダ・ズニーノ画廊にて作品発表活動を開始。その後、大きな彫刻作品を含めた計画を請け負う一流都市計画専門建築事務所と共同制作活動を開始。その作品は公私において所蔵、壮大なモニュメントは、サン・フランチェスコ広場やサン・マルコ広場などのイタリア国内外のオープンスペースに展示されている。
水野氏は「イタリアではアートもジュエリーも社会に根付いている。日本でもこうして皆さんに身近に触れていただくことによって美術やジュエリーのファンが増えることになると信じているので、これからも積極的に活動したい」とコメントした。
【ロベルト・ブリカッリ小品展】
会期:2007年3月6日~13日
AM10:30~PM7:30(最終日はPM5:00まで)
【今後の水野薫子氏の新作ジュエリー新作個展】
「PORTA FORTUNA-幸運の贈り物」
5月2~3日にミラノにて。東京でのコレクションは5月24・25日に千代田区「エメ・ヴィベール」で開催される。
また、6月21~22日の創美展(株式会社ナガホリ主催)では、メインコーナーで20周年記念展示を予定している。