2025年1月15日から18日までの4日間、東京ビックサイトで開催された国際宝飾展(IJT2025)。初日から各ブースとも賑わいを見せ、4日間の来場者数は20,429名にものぼり盛況のうちに幕を閉じた。業界の最新情報や技術、販売戦略を学べる多彩なセミナーが行われたほか、個性溢れる各ブースでは海外からの来場者も多く商談を展開する姿が各所で見られた。今回のIJTでは、魅力的なブース・商品が多く並んだ。その中から、ジャパンプレシャス編集部が注目した出展社の数々を紹介する。
(有)フィオレ ブース№1-21 http://fiore-jp.com/
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真珠の街「神戸」にあるパールの製造・卸メーカー「FIORE」。冠婚葬祭のイメージが強いパールをもっと多くの方々にあらゆるシーンで身に着けて欲しいという想いから創り上げた、オリジナリティの高い商品に定評がある。パールを自由に楽しむ海外の柔軟な発想と、パールをより美しく、より魅力的に見せるための日本の精緻な技術。海外と日本の素晴らしさを融合させた商品開発により、『FIORE』にしかないパールジュエリーが生まれている。
㈱カジ・インターナショナル ブース№17-38
http://www.kaji-international.co.jp/


ジュエリーアーティスト梶光夫氏の「カジ・ジュエリーアート」。芸術七宝「エマーユジュエリー」をはじめ、宝石の美しさを最大限に引き出した「カラーストーンジュエリー」、個性豊かな「動物ジュエリー」「スカルジュエリー」を紹介。古典と現代が織りなす「クラシック&モダン」の独創的な世界が広がる。
令和6年能登半島地震支援として、「デビルマン」「マジンガーZ」などで知られる石川県輪島市出身の漫画家の永井豪氏とのコラボレーションジュエリー作品「デビルマンジュエリー」も展示。デビルマンの洗練されたキャラクターをゴールドやプラチナ、ダイヤモンドなど高級感ある素材を使用したほか、希少石である奈良県天川村産の「レインボーガーネット」を組み合わせ神秘的な魅力を引醸し出していた。
諏訪貿易㈱ ブース№ 18-47
https://www.suwagem.com/jp/
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自然の美しさの極みである、SUWAアンカットダイヤモンドを紹介。美しさ・欠点の有無を担当自身が目で確認し、品質を判断。長年の経験から、宝石の種類毎に美しさと欠点の有無を確かめ、相場を把握しているため、良質なルースの供給を可能にしている。
そのほか、注目のSUWAの宝石装身具(ジュエリー)として、15世紀のルネサンス期に見られたスタイルを継承したダイヤモンドポージーリング「ルネサンスリング」を紹介。22金を使って当時の風合いを再現し、古くから大切にされてきたメッセージを刻んでいる。唯一無二、自分だけのダイヤモンドと想いを込めた言葉を選んで仕立てるリングとして人気が高い。
㈱山森製鎖 ブース№19-43
https://www.yamamori-group.co.jp/
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装身用マシンチェーン・デザインチェーンおよび各種パーツ類の企画、製造、卸売を行う山森製鎖。本社・工場は富山県。デザインから製造、販売、アフターサービスまで100%自社一貫生産体制で行う。このこだわりも守り抜くことが顧客への最高の価値を届ける山森ブランドの基本と考えている。
日本の伝統工芸である水引細工を世界初、貴金属素材で実現したハイインテリアコレクション「YAMAMORI MIZUHIKI」を紹介。どちらかというと贈り物を包むラッピングの意味合いの強い水引を金やプラチナなどの貴金属で作成、想いの込もった水引自体にもっと価値をつけることが出来るのではないかと考え、貴金属製の水引を企画したという。山森の技術により、非常に細い貴金属のワイヤーを用いて特殊な加工を行い、貴金属による水引細工が可能となった。新しい資産形成としても魅力的で、送り主のおもい(モチーフ、結びの意味、資産価値など)を込めて大切な人への贈り物の新しい選択肢として提案する。