創業115年の歴史を持つ、『GINZA TANAKA』。金の品質保証―K18やK24といった―を明示する諸規定を日本で初めて立案した貴金属のオーソリティーとしての歴史的知名度を持ち、また、オリジナルカットのダイヤモンドのセッティングや1989年に製作したダイヤモンドティアラのブライダル用の貸し出しサービスなどで、ブライダルユーザーにも認知・信用されている貴金属ジュエリーの老舗ブランドである。
そのGINZA TANAKAが新作のダイヤモンドティアラを製作。4月26日には、同ブランドが保有する3体のダイヤモンドティアラと合わせて、お披露目展示会が開催された。
同社代表取締役社長の岡本英彌氏は、“貴金属ジュエリー”のジャンルを作り上げたGINZA TANAKAの特色を紹介し、ティアラ誕生のきっかけとして、先々代の同社社長が社員の結婚式に招かれた際に新婦がイミテーションのティアラ・イヤリングを着用していたことから「人生の大切な時にイミテーションを着けているのは悲しい事だ」と考え、18年前に第1号のティアラが製作された過程を話した。
常務取締役の田中和和(まさかず)氏は「レストラン、ハウスウエディングなど結婚式のスタイルが多様化していることから従来とは異なるティアラをバリエーションを加えた」と、今回の新ティアラ誕生について説明。同社では4台のティアラを持っており、今回の新作は、その内の1台を利用して製作されている。
GINZA TANAKAでは以前より、リフレッシュ・リペア・リフォーム・リサイクルの4Rサービスを展開。既存のティアラを活用しての新作製作はその活動にもそったものであり、また、「幸せの瞬間を見守ってきたティアラを使った」“縁起の良いもの”にもなっている。
新しいティアラの貸し出しは6月1日より開始される。