■「Takashi Fujimori」
『BOTTEGA FUJIMORI』を展開する藤森 隆氏（Takashi Fujimori）。手に持っているのは展示会のテーマ「FRUTTA（＝フルーツ）」をモチーフにしたジュエリー。
藤森氏はイタリアの「アルキミア」というジュエリースクールでコンテンポラリージュエリーを学んでおり、現代アートのテイストを加味したデザインのジュエリーを展開。また、両親の代から宝飾店を営んでおり、東京・三軒茶屋で「ADAM（アダン）」というジュエリーショップも運営（世田谷区三軒茶屋1-39-7　Tel：03-3418-7008　URL：http://adam.co.jp）。
ADAMではオーダージュエリーを中心に展開しており、ブライダルリングも販売している。
画像はリングやネックレスの枠に購入者が自分の好みでボールタイプの天然石をチョイスしてセッティング出来るユニークなもの。シルバーのリング枠で2万円程度。ネックレスの枠で3万5,000円程度。セッティングする石はカッティングや素材によって変わり2～5万円程度。

■「hiromi deguchi」
デザイナーの出口ひろ美さんはヒコ・みづのジュエリー学校に学んだ後、イタリア・フィレンツェに留学し、石留め・彫り・フィレンツェ彫り等を習得。
帰国後に独立し、2006年からオリジナルジュエリーの展開を開始している。
色石とゴールドを組み合わせ、フェミニンなテイストのあるジュエリーを展開。日本人の体格・好みに合わせて、最近は小さめのものを揃えるようになっている。特にピアスは充実しているという。
「ADAM」と東京・外苑前にある｢IL MIGILORE（イル ミリオーレ）｣　のショップでも販売されている（http://www.gioiello-luce.com）。

■「Kadomi」
デザイナーの内藤圭美さんは多摩美術大学で染色デザインを学んだ後、イタリア・フィレンツェに留学。西洋石留めの技術・より高度なメーキング技術・西洋彫りの技術を習得し、石留職人Massimo Campaioli氏に師事。イタリアの宝飾工房で石留め洋彫り担当。2003年に日本に帰国して後、オリジナルブランドを展開している。
この展示会では今までの作品と合わせて、新作のツバメをモチーフにしたジュエリーや柘榴をモチーフにしたコーラルとゴールドを組み合わせたジュエリーを展示。クラシック感に現代のモダンな感性が組み合わされた独創的なジュエリーが並べられていた。
内藤さんは6月19日～25日まで恵比寿三越1階で「Kadomi/和ジュエリーかろん　summer 2009」の展示会も開催する（http://kadomi.com/）。
画像は新作のツバメモチーフのジュエリーとK18とカラーストーンを組み合わせたリングのコレクション。