宝飾・呉服など高価格の嗜好品が買い控えられる不況の中にも関わらず、発表するジュエリーがことごとく消費者から支持され高い購買率を誇っているデザイナーが横村信浩氏である。
横村氏の本分はオートクチュールジュエリー。顧客の1人1人に向きあってきた高い経験値を持ち、既存のジュエリーに飽きたらないという要望に応えて、“市場に無い、新たなジュエリーアイテム”を独創的なデザインとアイデアで生み出してきた。
2008年には爪下第一関節部に着用するリング「Nail-Assistance.Ring:ネアス」をIJTで発表し注目を集め、
同年に、「アシンメトリースタイルのネックレス、イヤリング、上腕部に着用するアームレット、ネックレスと肩を繋ぐように着用者を飾るゴールドのチェーン」をセットした“ボディジュエリー”「Active-Butterfly:アクティバ」をJJA JEWELLERY DESIGN AWARDS2008に出品し、初出場ながら見事に入選。
2009年1月に開催された国際宝飾展、IJT2009では七宝ともエナメルとも異なる“新マテリアルジュエリー”を謳った鮮やかでアーティスティックな発色のコレクション「Acrica-Jewel:アクリカ」を発表し、前年に続いて業界に話題を提供。
そして、2009年春にはこれらのジュエリーシリーズを統合して『decora.J(デコラ・ジェ)』とネーミングしている。
ブランド名の『decora.J(デコラ・ジェ)』は横村氏が根底に持ち続けてきたテーマ、「心を飾るジュエリー―着けた人の心まで美しく」を表現したもの。
『decora.J(デコラ・ジェ)』のジュエリーは「着けた人を美しく見せ、満足感・幸福感に繋がるジュエリーを提供する」という姿勢から、着け心地、さらには活用範囲の広さにも配慮がなされている。
「Nail-Assistance.Ring:ネアス」はピンキーリングとしても使える2WAY仕様であり、爪下第一関節部に着用しても痛くならない・外れないように独自の割り金率でリングにバネ性を持たせている。
「Active-Butterfly:アクティバ」ではそれぞれのパーツを分けて購入できるようにもなっており、更に新アイテムのキューブ型リングが登場。表情の違う4面構成で気分やTPOによって異なった面を使い分けることができるようになっている。
「Acrica-Jewel:アクリカ」でも、予算によってセッティングする素材を変える事が出来、若い世代にもデザイナーズジュエリーに親しんで貰おうとしている。
横村氏のテーマは確実に消費者にも伝わっているようで、実際、「Nail-Assistance.Ring:ネアス」が「2009売れすじ大賞」を受賞した。
2009年秋にはコスチュームジュエラー西橋郁子さんの華やかで優美なデザイン性とデザイナー横村信浩氏のオートクチュールジュエラーとしての技術力・経験がコラボレーションした新シリーズ「IKUKO/decora.J」が誕生している。K18素材のパーツとカーネリアンやトルマリンなどの天然石やパールを組み合わせ、ハードユーザーにも評価される本物ならではの品格とハイセンスな遊び心の両方を兼ね備え、且つ、抑えた価格帯を実現。このコレクションをIJT2010でお披露目する予定になっている(ブースNo.B12-4)。