設立して初年度で2億円を売り上げ、2年目で4億円、3年目で4億3,000万円の売上を達成し、4年目の現在も不況が言われる市場の中で好調な動きを見せているのが神戸発の服飾雑貨メーカー、『株式会社クオリティー』である。
同社が取り扱っているのは、アクセサリー、サングラス、ベルト、ストール、手袋、帽子などのファッション小物。
約30社の取引先とエンドユーザーから支持を受ける要因は、高品質ながら抑えられた価格での商品提供、短納期の利便性の高さだろう。
大手アパレルチェーンでも人気商品になっているというサングラスは、様々なデザイン・大きさのものが揃い、全て1,000円の価格(上代)で提供。
年間生産量が約60万点におよび、売上の主軸となっているアクセサリーもロングネックレスが1,900円という価格(商品によって価格の違いあり)で提供されており、アクセサリーの納期は18日、さらに短納期の商品では16日、サンプルは10日で納品されているという。
「他のメーカーにない、“痒いところに手が届く”展開」を自負する『クオリティー』では低価格・短納期はもちろん、ファッション性の高さにもこだわりを見せる。
サングラスのデザインは神戸を本拠地とするデザイナーに依頼して1から制作。
フレーム部分にジルコニアのストーンを複数セッティング+内側をドットにデザインした可愛らしいデザインのもの、つるの部分をレザー仕様にしたものなど、1シーズンに350もの新作が生み出されている。
アクセサリーの制作にもトレンド対応力を発揮、ストールなど巻き物の流行もあってより長いネックレスを求める傾向に対応して今期の新作では前回より10cm程度長く、80-85cmのロングネックレスの提案を行っている。
代表の瀧本光則氏はフジサンケイビジネスアイ発刊の「輝く青年経営者35人」の1人として取り上げられるなど、ビジネスシーンでの注目度も高い。
「社員のやる気と働きが報われる、希望の持てる企業を作りたい」「人材も商品も高いクオリティーを持つ企業にしたい」と考えて、独立・創業。「その意味を込めて、企業名をクオリティーとした」と話す。
現在、関西圏が中心になっていることから「東京にも事務所を設立し、関東に本格的に進出する」が直近の目標になっており、さらに「10年を目処に海外にも進出していきたい」と瀧本氏は話している。
低価格・ファッション性のある豊富なデザイン展開の他、つけまつげの邪魔にならないようにスタイルにまで配慮している。