今年1月に開催されたIJT2010において、海外バイヤーとの商談に大きな成果を上げた会社が、過去最多となったことがわかった。
ここ数年日本経済は後退あるいは停滞感が漂っており、その影響で宝飾業界も厳しい状況が続いている。そのような中で、2008年度よりIJT事務局では、「今後の日本市場は、宝飾品の飽和状態と人口減により、大幅な成長が期待できず、現在のように国内市場を中心としていては、宝飾業界がどんどん斜陽になってしまう。国内市場(1億2千万人)が厳しいのであれば、もう一つ同じ規模の市場(東アジア:1億3千万人〔韓国:5千万人 ・台湾:2.3千万人 ・香港:0.7千万人 ・中国:5千万人※中国は実質的に富裕層を5千万人と試算〕)を作りだせばよいのではないか。」という考えのもと海外からバイヤーを徹底して動員するというビジョンを掲げて活動を続けてきた。
宝飾品の一般消費マーケットは、基本的に人口に比例するため、各国の人口に応じた有力バイヤーがいることになるので、こうした海外の有力バイヤーに来場してもらうことで国内市場と同じ規模の市場が出来上がるのではないか、と考えたのである。
このビジョンを実現するために、IJT事務局は、海外有力バイヤーの特別招待を行なった。特別招待とは、IJT事務局がホテルなどを無料提供し、各国を代表する有力バイヤーをIJTに招待する制度である。2008年には136名であったが、2010年には、実に642名の超ビッグバイヤーを特別招待し、その結果2010年の買付け額は32.6億円となった。次回IJT2011には、1000名の海外有力バイヤーを特別招待し、その買付け額は50億円を見込んでいる。
こうした状況を受けて、年々IJTで海外バイヤーとの商談を目的に出展する企業が増えてきた。次回IJT2011には真珠企業はもとより、プラチナ製品、ダイヤモンドルース・製品、色石ジュエリーを扱う企業で海外バイヤーとの商談を目的に出展する企業が急増している。IJT事務局では、このような企業に対して下記のような商談サポート・サービスを充実させ、バックアップ体制を敷いている。
・海外特別招待バイヤーとのマッチングサービス
・英・中・韓の看板サンプルをIJTホームページより無料ダウンロード
・海外商談を求めるブースには、突き出し看板(海外バイヤー歓迎と英・中・韓で表記)を設置
・海外特別招待バイヤーに企業独自の出展企画チラシをDM代行(有料)
IJT出展に関する問い合せ先は以下のとおりである。