田中貴金属工業 株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌氏)が、貴金属ジュエリーリサイクルシステム『RE:TANAKA』の展開を開始してから、1周年を迎えた。
同社では2009年6月23日から、グループ企業の「GINZA TANAKA(ギンザタナカ)」(田中貴金属ジュエリー 株式会社)の直営7店舗―銀座本店/新宿店/横浜元町店/仙台店/名古屋店/心斎橋店/福岡天神店―と『RE:TANAKA』に賛同した特約店40店舗の47店舗で貴金属ジュエリーのリサイクルを実施。
1年間(2009年6月23日~2010年5月31日まで)の買取り(回収)実績を示したデータによると、
金の総量:約2.9t(2,877.3kg)
プラチナの総量:約0.3t(298.6kg)
銀の総量:1.3t(1,287.9g)
買取り件数:6月23日~5月31日までで45,717人(リピーターを含む延べ人数)
に上っている。
買取り価格は当日の地金価格を基準として算定し、店頭の他、ホームページ、携帯電話のサイトでも公表。
2010年6月25日の小売価格3,791円/g(税込)、買取り価格3,719円/g(税込)の場合の金の買取り価格の一例を挙げると
K24無垢:3,498円/g
K24:3,424円/g
K22:3,127円/g
K20:2,803円/g
K18:2,503円/g
金はK9まで、プラチナはPT無垢~750まで買取りしており、買取り価格を公表。
(精製などの手数料を差し引いた価格で公開)
サービス買取り実施の銀は1000~800まで一律で40円/ g。
となっている。
買取りを行う場合の流れは
持ち込まれた品物の確認→貴金属の売却に関する事項の説明→見積もり→顧客による申込書記入→本人確認書類の確認(古物商取引にあたるため。写真があるものが望ましい)→検査機器による品位判定→品物の計量(石など付属物の取り外し)→計算書作成→買取り金額の受け渡しと顧客への計算書渡し→顧客による確認と領収書サイン
となっている。
田中貴金属工業では、共同で開発したというオリジナルの蛍光X線装置を使用。
装置を持たない買取り店では検査が必要な場合、都付属などの設備のある機関に調査を依頼することになるが、同社の機器ではおよそ20秒程度で
含まれている貴金属の成分が表示され、買取りを行う貴金属に関する品位の検査結果が分かるようになっており、しかも「通常、これほど小さな蛍光X線装置はないだろう」と自負するコンパクトな大きさになっている。
品物の重量を量る計量機器も同じくコンパクトな大きさで、小数点第二位まで計算されるものを使用。ジュエリーの台座から石を取り外す工具もオリジナルで製作しており(セッティングされている石で取り外せるものはなるべく取り外して、顧客に返却している)、
蛍光X線装置・計量機器・工具ともに『RE:TANAKA』展開の特約店にもレンタルされている。
『RE:TANAKA』のコンセプトは、「一般消費者に分かりやすい、安心と信頼の貴金属ジュエリーリサイクルシステム」。
地金相場に応じた買取り価格の表示(銀は要望に応えて、サービスで買取りを開始している)、持ち込まれたジュエリーの品位・重量を明確にするスタイル=計算書に明示して顧客に渡す。といった明瞭・明確な姿勢が安心・信頼へと繋がり、「試しに」と訪れた顧客が「古いものをリサイクルして、新しいジュエリーを購入したい」と『RE:TANAKA』のリピーターになるケースも多くなっているという。
(※『RE:TANAKA』に引き取られたジュエリーの買取り金額でGINZA TANAKAのジュエリーを購入する場合には5%の価格を上乗せした買い物券で受け取ることも出来る。)
田中貴金属工業では、今年は『RE:TANAKA』取扱い店を増やす方向ではなく、既存の取扱い店の1店舗あたりの来客数を増加させていく方針になっており、『RE:TANAKA』の認知アップに向けてイベントや広告アピールを行っていく予定になっている。
1mm×1mmの細かい範囲での測定が可能。
1クリックで操作して、およそ20秒ほどで預かった貴金属ジュエリーの品位が計測できる。
『RE:TANAKA』展開の特約店には研修を行い、定期的に訪問もして、直営店と同様のシステムを保つようにしているという。