“TARO HORIUCHI”(堀内太郎、株式会社A&T CONCEPTS、本社:渋谷区、代表取締役:堀内晶子氏)が、「日本のファッション」をテーマに公益財団法人京都服飾文化研究財団(所在地:京都府京都市下京区、理事長:塚本能交氏、以下、京都服飾文化研究財団)が、開催する展覧会「Future Beauty:30 years of Japanese Fashion」に、ベアトップドレスを出展する。2010年10月より、ロンドンにあるバービカン・アート・ギャラリーにて、2011年3月からは、ミュンヘンにあるハウス・デア・クンストにおいて順次展示される。
「Future Beauty:30 years of Japanese Fashion」展とは、20世紀後期以降「前衛的な表現」として世界中から注目を集め、ファッション界の新たなジャンルとして明確な地位を築いてきた「日本のファッション」を広く世界に発信するものである。主催である京都服飾文化研究財団では、これまでに創造性豊かな日本人デザイナーの作品を数多く収集してきた。今回は、そのコレクションの中から厳選された約100点の作品が展示される。1970年代に日本のファッション界を牽引し、世界に「日本のファッション」の存在を知らしめた川久保玲氏や山本耀司氏をはじめ、堀内太郎氏など現代の新進気鋭のデザイナーに至るまで幅広い世代の作品が選出されている。
今回、この展覧会に“TARO HORIUCHI”が出展する作品は、2010年春夏コレクションで発表したクロコダイル柄の白いベアトップドレスと、スーパーオーガンジーを用いたロングドレスを重ねてスタイリングしたものである。世界で一番軽い生地とされるスーパーオーガンジーのドレスは、素材が繊細であるため、縫製の高い技術力が必要とされる。
また、ベアトップドレスは、スーパーオーガンジーに雲竜和紙を重ね、樹脂加工を施すことで、その特徴的なテクスチャー(生地)と柄を生み出した。いずれも“TARO HORIUCHI”の「豊かなミニマリズム」を表現した一品。商品の価格は、ベアトップドレスが87,360円(税込価格)、スーパーオーガンジーのロングドレスが231,000円(税込価格)となっている。
(参考)
“TARO HORIUCHI”とは、ベルギーのアントワープ王立美術アカデミーをはじめ、イギリスやフランスでファッションを学び、その後ヨーロッパで活動してきたデザイナーの掘内太郎氏が2009年秋に立ち上げたブランドである。トレンドが短いサイクルで変化するようになり、ファストファッションが全盛期の現在の日本のファッション業界において、常に丁寧で繊細かつ上質な素材を追求し、一過性のインパクトに頼らない独自のデザインのもと、様々な作品を作り出している。2010 s/s Collectionでの発表を皮切りに、「信仰」、「時間」、「自然」の3つのキーワードからなる「静かで単調な連なりによる美しさ」を表現し“スーパーミニマルコレクション”として、その希少性や独自性から日本での発表には、業界において関心や期待が高まっているブランドである。
バービカン・アート・ギャラリーとは・・・
ロンドンに立地し、近現代美術、建築、デザイン、ファッションなどの分野をクロスオーバーした話題性の高い企画展で知られるアート・ギャラリー。また、同アート・ギャラリーはバービカン・センターの一部門として、コレクションは持たず、ギャラリー(1,400㎡)で企画展示を中心とした活動を行っている。英「タイムズ」紙に、2008年、「英国で最も運営に優れ、展示の評価も高いアート・センター」と評された。
ハウス・デア・クンストとは・・・
先鋭的な現代美術の企画展を次々と繰り出す注目の現代美術館。2003年、気鋭の現代美術キュレーターであるクリス・デルコン氏が館長に就任。これまでに、アイ・ウェイウェイ、アニッシュ・カプーア、アンドレアス・グルスキー、ゲルハルトリヒターといった世界の第一線で活躍中の現代アーティスト、さらにはマルタン・マルジェラなどのコンセプチュアルなファッション・デザイナーの企画展を開催。1930年代のドイツを代表する建築物である壮大な美術館は複数の展示会場から成り立っており、それを自在に操りながら、大規模な空間を活かした大胆な展示を行っている。