1924年にイタリア・ヴァレンツァで創業し、今年で101年目を迎える名門ジュエリーブランド、ダミアーニ。2025年8月28日、東京・代官山ヒルサイドテラスにて、ハイジュエリーコレクション「ODE ALL‘ITALIA-イタリアへの賛歌」マスターピースコレクションのお披露目を兼ねたプレスデーが開催された。
2025年6月にローマで発表された同コレクションは、イタリアの豊かな自然や歴史、文化をインスピレーション源として誕生。単なる装飾品ではなく、身につける人の内面や物語を映し出す芸術作品として、まさに次の100年へと歩み出すダミアーニの精神を体現した逸品と言える。
3つのテーマから構成され、それぞれがイタリアの風景の特徴的な要素に捧げられた作品群は、イタリアの緑豊かな山岳地方の柔らかさや、壮麗な建築物や芸術の街並み、そして地中海の深い青などの真髄を凝縮した色彩、形、輝きからインスピレーションを得た芸術的なピースに仕上げられている。
【海の光(LIGHTS OF THE SEA)】
地中海の波が打ち寄せるイタリアの海岸が3つのテーマの最初の舞台となる。地中海からインスピレーションを得たジュエリ―は至高の宝石たちが放つ特別な輝きを通して、包み込むような海の色合いを表現。

「Marea Rosa(マレア・ローザ)」ネックレス・ブレスレット・リング
WG×PG×パライバトルマリン(46.71ct)×モルガナイト×ダイヤモンド
波が静かに岸辺を包み込むように優雅に首元、腕、指先を飾るハイジュエリー。ペンダントには46カラットを超える壮麗なパラバイトルマリンが輝き、サルデーニャ島を囲む透き通るような海を彷彿とさせる。ピンクのナベットカットのモルガナイトが島の美しい砂を表し、ブリリアンカットのカラーレスダイヤモンドは海にきらめき反射する太陽の光を表現している。
【心の風景(LANDSCPES OF THE SOUL)】
花が咲き誇る丘陵、光り輝きアルプスの峰々、雄大な火山、そして穏やかな湖、イタリアの素晴らしい自然の美しさへの賛辞をテーマとする。熟練した職人たちによって丹念に選び抜かれた宝石は、それぞれの色合いから、丘の緑、雪の白、水の紺青、溶岩の赤、岩の黒といった地理的要素のエッセンスを加え、壮大な風景が織りなす卓越した物語を生み出している。

「Dolce Still Novo(ドルチェスティルノーヴォ)」ネックレス・イヤリング
WG×YG×PG×エメラルド(31.46ct)×イエローダイヤモンド×カラーレスダイヤモンド×ブラウンダイヤモンド
トスカーナの穏やかな丘陵やブドウ畑、糸杉の間を光が舞う風景を表現。中心にはビビットグリーンの31.46カラットのエメラルドが燦然と輝き、ブリリアントカットのカラーレスダイヤモンドとイエローダイヤモンド、ペアカットのブラウンダイヤモンドとイエローダイヤモンド、そしてマーキスカットとエメラルドカットのエメラルドが取り囲み、糸杉の木々、麦畑、花咲く草原に囲まれた大地を縫う小道の美しさを描写している。
【時のすみか(DWELLING OF TIME)】
第3のテーマはイタリアの著名な芸術都市を巡るグランドツアーである。色彩豊かな宝石をあしらった幾何学的なデザインは、それぞれ都市が持つ独自の魅力を想起させる。イタリアの卓越したクラフツマンシップに根ざし、壮麗な芸術の精華を凝縮した特別なマスターピースの数々である。

「Aethrnitas (アエテルタス)」ネックレス
WG×ファンシー・イエローグリーンダイヤモンド×ダイヤモンド
パンテオンのドームに宿る完璧な均衡から、サン・ピエトロ大聖堂の荘厳さ、壮麗な広場の美しさに至るまで、永遠の都の魅力を映し出しているローマの建築の驚異にインスピレーションを得て誕生した。ネックレスの中心にはファンシー・イエローグリーンのダイヤモンドが輝き、ネックレスから取り外してブローチとしても使用可能。メゾンの卓越した職人技と、魅力的な都市が育んできた千年の歴史を融合させ、ローマの永遠の魂を讃えるマスターピースとなっている。