宝飾・時計・メガネ、きもの、寝具に特化したマーケティング・企画広告会社「㈱PR現代」(東京・日本橋、下島 仁 社長)は、主宰する宝飾小売業経営者が集うマーケティング研究会「JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)」の新年度フォーラム「NEXT SHOP2023」を2月8日(水)リアルとオンラインにて開催。第1部はGoogle 研修セミナー、第2部本会では多彩なゲストを招いての経営対策勉強会を行った。
第一部のGoogle 研修セミナーでは、(株)PR現代ウェブ制作開発室の高本恵未による「Googleアナリティクス4の基本解読&Googleビジネスプロフィール活用研修セミナー」を展開。今年7月から現在のアナリティクスから完全移行するGoogleアナリティクス4の解説と、Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)の使用方法について解説した。
第2部本会では、JMG会長の花島路和氏(ジュエリーハナジマ代表)
から「2023年、宝飾専門店がいま大切にすべきこと」として、志、誇り、喜びのある宝飾店として伝えられる価値21ヶ条の紹介があった。また、多発する宝飾店襲撃に備えた強盗対策と保険活用の話があった。
JMG顧問であり(一社)日本宝飾品貿易協会 代表理事の深澤裕氏からは「2023年 宝飾業界 気になるトピックベスト3」を発表。2022年の市場規模が1兆円を超えたことから、宝飾市場は回復基調であると総括し、2023年は再始動のイメージであること、各国のSDGs対応の動き、メタバース市場が動き始めたことを挙げた。
JMG顧問の新田弁護士からは「認知症など精神疾患の疑いのある顧客への対応」を解説。高齢顧客や精神疾患と思われる顧客との取引の法的効力と対応策を紹介した。
新たにJMGのデジタル担当顧問に就任した(株)デジタルジュエリー代表の佐藤善久氏からは「小売り流通チャネル崩壊時代への適応策について」を緊急提言。小売店が生き残る手段の一つが製造販売業への業態転換であると説き3Dキャドを用いた「ジュエリーデザイナー養成講座」が紹介された。
ゲスト講演では(株)時計美術新聞社 専務取締役であり『The Watch & Jewelry Today』編集長 藤井勇人氏から「最新ジュエリー動向と、これからの日本宝飾業界に期待すること」と題し、販売チャネルが増えた今、プロの販売者として何をすべきか、またこの業界に携わる若手に向けて何を遺せるのかを考えて事にあたる大切さが説かれた。
次回JMG定例研究会は4月12日(水)JMG春の定例研究会をリアルとオンラインで開催する。ゲストは(株)鈴峯の鈴木竜樹社長で「小売業DX最前線―加速するデジタルツール活用―を紹介する。
PR現代では、ウェブとリアルを融合した、お店の状況にマッチした新規客集客動線の最適化や、ホームページ、LINE活用のサポート相談会を実施している。興味のある方は