天然ダイヤモンドの製造および輸出を行う世界的企業Shree Ramkrishna Exports Pvt. (SRK)は、SRK は、インドの持続可能な開発を達成するという 2030 年の目標より 6 年早い、2024 年までに両方のダイヤモンド製造施設でネットゼロエミッションを達成すること発表した。この発表は、The Global Network for Zero (GNFZ:世界的なゼロエミッション経済を加速する国際的集団) との提携により昨年行われた。
SRKの脱炭素化は、ダイヤモンド製造施設である SRK エンパイアと SRK ハウスの両方で、エネルギー、水、廃棄物、輸送、および社員活動のすべてのパフォーマンスを追跡し、再生可能エネルギーの使用、廃棄物管理、節水などを行っている。
具体的な取り組みは
•グジャラート州アムレリ地域にオフサイトの 6 MW 太陽光発電所を設置した。これに伴い、SRK エンパイアと SRK ハウスの両方で消費されるすべてのエネルギーは、太陽光発電所の設備容量から相殺される。
• 製造施設で発生する古紙はすべてリサイクルされる。最近、705 kg の古紙が製紙工場でリサイクルされた。紙パルプはリサイクルされ、紙の製造に再利用される。
• 毎日廃棄物が監視され、目標は廃棄物発生の各カテゴリ全体でベースライン値の50%を削減する。
• 2023年8月の第1週までにバイオガスプラントが完成予定。施設内のすべての食品廃棄物、野菜の皮、茶葉などを含む有機廃棄物は収集され、堆肥を作りバイオガスプラントの電力としてリサイクルされる。バイオガスの活用で、調理用燃料消費量が 30%削減。
• 下水処理場 (STP) が設置され、処理水は 100% 冷却塔の組み立て、水洗、園芸目的にリサイクルされ、排水は 0%。