宝石・宝飾品輸出促進評議会(GJEPC)は、2023年9月27日から29日にかけてインドを訪れた米国国務省、欧州委員会、ベルギー首相府、ベルギー外国貿易局、および在インド日本大使館らG7代表団を歓迎した。
代表団はムンバイとスーラトを訪問し、インドの宝石・宝飾品業界についてさらに学び、同業界への混乱を最小限にG7の制裁要件を満たせるよう支援する方法を模索した。
G7代表団は、GJEPCとバーラト・ダイヤモンド取引所(BDB)を代表とするインド貿易関係者らと会合した。 G7代表団は、業界の現実を洞察し、制裁遵守と履行に向けた潜在的なアプローチを特定する意向を表明した。 これに応じて、GJEPCは、業界のコンプライアンスに関するG7の懸念に対処するための協力を促進するというコミットメントを再確認した。
参加者たちは、ムンバイ ダイヤモンド商協会 (MDMA) への訪問を通じて、インドの小規模ダイヤモンド取引業者の現実を理解した。参加者はまた、貴重貨物通関センター(PCCCC)訪問中に行われる税関手続きについても十分に理解しており、税関とのやり取りを通じて貿易と国境を越えた出荷のエコシステムについて洞察を得た。
9月28日、代表団はスーラトに向かい、大中型、超小型のダイヤモンド加工施設である最先端のスーラトダイヤモンド取引所を訪問、地元の中小企業団体、労働者代表、職人組合のリーダーらと会談し、 取引と製造のプロセスを視察した。
翌29日には、商務省当局者や通商指導者らと生産的な会談を実施、さらにムンバイのGIA研究所とSEEPZ経済特区の宝飾品メーカーを訪問した。