コスチュームジュエリーの展開を包括的に紹介する日本初の展覧会が12月17日まで開催される。ディオールやスキャパレッリなどオートクチュールのコレクションのために生み出された作品はもちろん、それら一流ブランドからの依頼も受けたジュエリー工房による卓越した技術の精緻なネックレスやブローチに、リーン・ヴォートランやコッポラ・エ・トッポによる独創的な逸品、そしてミリアム・ハスケルやトリファリに代表される、幅広い層に支持されたアメリカのコスチュームジュエリー。これらを、国内随一のコレクションから選りすぐり、400点あまりの作例を通じて紹介するとともに、各デザイナーが素材の自由を獲得することで生み出した、それぞれの様式美を探っていく。
【展覧会概要】
展覧会名:開館20周年記念展 コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、スキャパレッリ、ディオール 小瀧千佐子コレクションより
会期:2023年10月7日(土)~12月17日(日)
会場:パナソニック汐留美術館
休館日:水曜日(ただし12月13日(水)は開館)
住所:〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
開館時間:午前10時~午後6時まで(入館は午後5時30分まで)※11月10日(金)、12月1日(金)、12月15日(金)、12月16日(土)は夜間開館を実施。午後8時まで開館(入館は午後7時30 分まで)
入館料:一般:1,200円/65歳以上:1,100円/大学生・高校生:700円/中学生以下:無料※障がい者手帳の提示者および付添者1名まで入館無料
制作:マドレーヌ・パニゾン、1919 年、メタリックチュールにガラスビーズとクリスタルガラスで刺繍、小瀧千佐子蔵