日本初の宝石学資格PG(プラクティカルジェモロジー)の筆記と実技試験が、2023年9月19日と26日に行われ、18名が受験し15名が合格した。合格者にはNPO法人宝石宝飾教育振興会からPG合格認定証書が送られた。
■PG資格とは
宝石の売買の現場で使える実践的・実際的な宝石鑑別とグレーディングの知識と技術を身につけるための総合資格で、授業を修了し、本認定試験に合格した者に与えられる称号。
試験は実技と筆記がある。実技では、出題された宝石について授業の中で学んだ「宝石鑑別、ダイヤモンド・パール・カラーストーンのグレーディング」を行う。筆記では問題文に対して解答を選択。試験はカリキュラム修了者を対象に、年2回実施される。
<PG試験 受験概要>
◇受験資格 日本宝飾クラフト学院が実施するPGコースの授業の80%以上の出席と、PGコースのカリキュラム80%以上を修了した方
◇試験内容 ①実技:宝石鑑別、グレーディング(ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルド、パール)共にテキストの持ち込み可 ②筆記:選択問題、テキストの持ち込み不可
◇合格基準 100点満点で70点以上
<PG授業 概要>
年2回 4月、10月開講。毎週火曜10時または14時