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【2024年01月26日】

国内最多級のカラーストーンを揃える「ビズー」パリのジュエリーデザイナーとコラボ　～日本とフランスの“自然美”を表現した＜共同コレクション＞発表～

土屋鞄と同じ（株）ハリズリーのグループ会社である（株）ドリームフィールズ（東京都中央区）が、宝飾ブランド「ビズー（BIZOUX）」よりファッションの都、仏・パリのジュエリーデザイナーとコラボレーションした新作コレクション「BIZOUX×Studio28」を発表し、2024年1月22日から発売を開始した。「ビズー」の6店舗（GINZA SIX店、表参道店、日本橋店、梅田店、心斎橋店、名古屋店）と自社EC（電子商取引）サイト、パリのジュエリーショップ「ディアマンティシモ」で販売し、国内での取り扱いは、リング4型、ピアス2型、バングル1型、ペンダントトップ2型の全9型となっている（販売価格／税込55,000～1,320,000円）。

新作ジュエリーは「カラーストーンで世界と繋がる」をテーマに、互いの国を象徴する“自然美”を、「ピンクサファイア」や「エメラルド」「グリーンガーネット」などの鮮やかな宝石で表現している。モチーフにしているのは、日本のシンボルである「桜」と、パリジェンヌに愛される「庭園」。デザインは、日本とフランス、互いの文化を交換し、フランス式庭園はビズーのデザイナー　小川翠（おがわ・みどり）氏が、桜はパリのジュエリーブランド「Studio28（スタジオヴァンテュイット）」のデザイナー　ピエール・コーエン・ソラール（Pierre Cohen-Solal）氏が手掛けている。

■カラーストーンを広めたい！　2人のデザイナーの出会いについて

「BIZOUX（ビズー）」のブランド名は、宝石を意味する「Bijoux（ビジュー）」と、挨拶として交わすフレンチキスを意味する「Biz（ビズ）」の2つのフランス語を合わせた造語。「挨拶を交わすように気軽で軽やかにジュエリーを身に付けて欲しい」という想いから生まれた「BIZOUX」にとって、フランスは第二の母国とも言える国である。そんな同ブランドが2023年1月、パリ・ファッションウィーク（パリコレ）観覧のために訪仏した際に立ち寄ったジュエリー店が、100年続く老舗の「ディアマンティシモ」。フランスではダイヤモンドが主流のため、ディアマンティシモでは、先代から受け継いだトルマリンやスピネルなどのカラーストーンは使われずに眠っていた。そんななか、カラーストーンの個性である色合いやインクルージョン（内包物）に魅せられたのが、ジュエリーデザイナーのピエール氏であった。「カラーストーンを広めたい」という両者の志が合致したことで、今回の言葉や文化を越えたコラボレーションが実現、今回の共同コレクション「BIZOUX×Studio28」が誕生した。

■完成された美しさ、フランス式庭園の「自然と芸術」を表現したジュエリー

ビズーのデザイナー、小川氏は、フランスの美学と歴史的な技術が詰まった「フランス式庭園」から新作の着想を得たという。展開する商品は、リング2型・ペンダントトップ1型・ピアス1型の合計4型。模様のようなインクルージョン（内包物）を持つことから「ジャルダン（庭）」とも呼ばれる「エメラルド」をメインに使用。発色と透明感を重視して厳選したルース（裸石）は、覗き込むと光を反射してキラキラと輝く。その発光するような鮮やかなグリーンが、圧倒的な存在感を放っている。大粒の「エメラルド」を約6×4ミリのオーバルカットにして、贅沢に使用。周りにあしらわれた若葉のような「グリーンガーネット」と、水しぶきを思わせる「ダイヤモンド」の繊細な輝きが、一層、エメラルドの存在感を引き立たせる。“直線的で、幾何学的で、完璧なまでのシンメトリー”という、アールデコの要素を取り入れたデザインは、シンプルなコーディネートにも洗練した表情をプラスする。各アイテムは、山梨・甲府の職人が手作業で製作。金の磨きや、0.1ミリの狂いもない石留といった、日本の職人ならではのディティールの繊細さが、気品ある輝きを作りあげている。

■艶やかな夜桜を表現、花見から着想を得た優美なジュエリー

フランス人ジュエリーデザイナーのピエール氏が手掛ける“桜”をモチーフにしたジュエリーは、リング2型、ピアス1型、ペンダントトップ1型、バングル1型の合計5型。国内店舗限定で販売する「マルチカラージュエル K18イエローゴールドバングル・サクラ」（税込1,320,000円）は、日本の「花見文化」から着想を得たジュエリー。濡れたような艶めきとビビッドな蛍光色を感じる「ピンクスピネル」と、透明度が高く発色の美しい「ピンクサファイア」を使い、月明りに照らされる夜桜を表現している。枝の上で咲き誇る満開の桜の華やかさと、キラリと光るダイヤモンドが、優美なデザインとなっている。各アイテムは、古代ローマ・ギリシャ時代から続くジュエリーの街・リヨンで製作され、フランスで受け継がれた伝統的な宝飾技術とパリならではの感性が詰め込まれた“モダンな桜”を展開する。