『香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー』、『香港インターナショナル・ジュエリー・ショー』が開催
第10回『香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー』は2024年2月27日から3月2日までアジアワールド・エキスポで、第40回『香港インターナショナル・ジュエリー・ショー』は2024年2月29日から3月4日まで香港コンベンション&エキシビションセンターで開催される。コロナ禍後、世界トップクラスのこの二つの展示会は2023年に、目覚しい復活と大きな盛り上がりを見せ、2,500社以上の出展者を集め、130の国と地域から60,000人以上のバイヤーを呼びこんだ。
日本からも、約200に上る出展者が出展し、中国本土を含む国内外でも需要が高い真珠やジュエリーが数多く取引された。中でもジャパン・パビリオンは、他の沢山の国のパビリオンを圧倒するほどの大人気で、中国バイヤーをはじめ、世界中のバイヤーで賑わいをみせ、宝飾への高い購買意欲が示された。2024年は更なる盛り上がりを見せるだろう。
香港島サイドで開催される『香港インターナショナル・ジュエリー・ショー』は、一流ジュエリー・コレクションが集まる「Hall of Extraordinary」、国際的に評価の高いジュエリー・ブランドが出展する「Hall of Fame」、革新的なデザイナー・ブランドを紹介する「Designer Galleria」等、多彩なテーマ・ゾーンで構成されている。歴史的なジュエリーを紹介する「Antique & Vintage Jewellery Galleria」や、香港のジュエラーの格調高いクラフトマンシップを紹介する「ワールド・オブ・グラマー(World of Glamour)」など、魅力的なテーマゾーンもある。オフライン、オンラインで出展者とバイヤーを繋ぐハイブリッド形式の「Exhibitionプラス」では、出展者は香港貿易発展局 のオンラインマーケットプレイスで2ヶ月間プロモーションが利用でき、Click2Match(オンラインミーティング)、Scan2Match機能(会場のQRコードで出展者情報を提供)により、さらに多くのビジネスチャンスを提供することが可能となっている。
一方、空港サイドで開催される『香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー』は、ダイヤモンドルース、宝石、真珠を含む宝飾原料の専門展。3つのゾーンには、カラット数の大きな高級ダイヤモンドを扱う世界のトップ・サプライヤーが集まる「Hall of Fine Diamonds」、高級カラーストーンを扱う「Treasures of Nature」、トップクラスの真珠を展示する「Treasures of Ocean」がある。
会場ではジュエリー・パレード、セミナー、バイヤー・フォーラム、ネットワーキング・イベントなど、多彩なイベントが開催され、業界関係者は出展ブース以外でもトレンドのマーケット情報を得ることが出来る。