インドの政府機関が運営する組織、宝石・宝飾品輸出促進協議会(GJEPC、いわゆるインド宝石協会)が真珠の鑑別サービスを開始すると発表された。
ジャイプールで開始するこのサービスにより、今までダイヤモンドと色石に関する鑑別を52年間実施してきて、今後は真珠も加わることになる。
ジャイプールはハイデラバードやムンバイと並んで真珠の取引中心地で、今まで海外などの鑑別機関を利用していたのに加えて、現地で迅速に鑑別が可能になるとしている。
IIGJ-RLC での真珠の鑑別は、レーザーラマン、UV-Vis-NIR、EDXRF 分光計などの先進的かつ洗練された機器に加え、リアルタイムマイクロラジオグラフィーや X 線コンピューターマイクロトモグラフィー (μ-CT) を使用した真珠の分析に基づいて行われる。
天然真珠/有核養殖真珠/無核養殖真珠、黒蝶/白蝶/アコヤ/淡水、産地などの情報が判明できる。