第40回「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」及び第10回「香港インターナショナル・ダイヤモンド、ジェム&パール・ショー」が、それぞれ香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)とアジア・ワールドエキスポの久しぶりの2会場で開始され、44の国と地域から4,000以上の出展者が参加、137の国と地域から約 81,000人のバイヤーが来場した。
日本からは、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)によるジャパン・パビリオン及び日本真珠輸出組合(JPEA)によるジャパン・パール・パビリオンに多くの企業が出展した。
2つの展示会には、日本を含む、韓国、べルギー、ブラジル、中国本土、コロンビア、ドイツ、インド、イスラエル、イタリア、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、トルコなど36の地域・業界パビリオンが出展。日本からは素材展に115社、製品展に172社の合計287社が出展し、両会場に設けられたジャパン・パビリオンの総出展面積は過去最大となった。2023年、日本から海外への宝飾品の輸出は約3,800億円で過去最高を更新、そのうち香港向けが全体の約6割を占めている。また、真珠の素材(ルース)に絞ると約380億円で全体の約8割が香港向けの輸出となっており、日本の宝飾業界にとって同展示会の重要性は益々高まっている。