6月19日、フランス大使公邸にて、ヴァン クリーフ&アーペルの特別展覧会の記者発表会が開催された。「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」と題した本展覧会は、1925年のアール・デコ博覧会から100年を記念するもので、2025年9月27日から2026年1月18日まで東京都庭園美術館(港区白金台)で開催される。
記者発表会には、東京都庭園美術館の牟田行秀副館長、方波見瑠璃子担当学芸員、ヴァン クリーフ&アーペルのアレクサンドリン・マヴィエル=ソネ パトリモニー&エキシビション ディレクター、展示設計を担当する西澤徹夫建築設計事務所の西澤徹夫氏が登壇し、トークセッションで展覧会の見どころや注目作品を紹介した。
担当学芸員の方波見氏は、「アール・デコ時代の建築空間で当時の作品を鑑賞できる貴重な機会。日常に溶け込む美しさこそがアール・デコの本質であり、その魅力を存分に楽しんでいただきたい」とコメントした。
会場にはメディア関係者約100名が集まり、展覧会への期待の高さを物語った。
