シンガポールで開催された「第41回ワールド・ダイヤモンド・コングレス」にて
一般社団法人 東京ダイヤモンドエクスチェンジ(TDE)は、2026年7月12日(日)〜15日(水)の4日間、シンガポール(PARKROYAL COLLECTION Marina Bay)で開催された「第41回ワールド・ダイヤモンド・コングレス(World Diamond Congress)」に参加した。本会議は、世界ダイヤモンド取引所連盟(WFDB)および国際ダイヤモンド製造業者協会(IDMA)が共催したものである。
会議には、世界各国のダイヤモンド取引所代表、生産国政府関係者、NDC(ナチュラル・ダイヤモンド・カウンシル)、GIAなどの業界トップリーダーが一堂に会した。会場では、天然ダイヤモンド市場の成長や倫理観、AIをはじめとする最先端技術の導入、世代交代といった多角的な課題について活発な議論が交わされた。
TDEからは理事長・岩崎道夫氏が出席。国際会議でのスピーチや議案審議を行ったほか、WFDBへの新規加盟が可決された「カタール・ダイヤモンド取引所(QDE)」等との包括提携(MoU)を締結するなど、グローバル市場における日本の存在感を大きく高める成果を収めた。
【新執行委員会人事】岩崎氏が日本人初のWFDB執行役員に就任
本会議中の役員選挙において、今後3年間のWFDBを牽引する新体制が決定した。その中で、TDE理事長・岩崎道夫氏が「日本人初」となるWFDB執行役員(Executive Committee Member)に選出された。これは、世界のダイヤモンド業界における日本の国際的発言力が飛躍的に高まったことを示す歴史的な快挙である。
主な役員構成(抜粋)
会長(President): メフル・シャー 氏(インド)
副会長(Vice-Presidents):
フィリップ・バルサミアン 氏(ベルギー)
ルイジ・コスマ 氏(イタリア)
執行役員(Executive Committee Members):
岩崎 道夫 氏(日本)ほか
※WFDB新体制の全容は末尾の名簿を参照。
【本会議におけるTDE理事長・岩崎氏の発表および提案内容】
1. スピーチ:「ダイヤモンドの魅力発信」に関する取り組み
岩崎氏は、TDEが日本国内で推進している「ダイヤモンドの魅力発信」活動についてスピーチを行った。特に、ダイヤモンドが持つ歴史的・文化的背景をJJA(日本ジュエリー協会)会報誌やSNS等を通じて多角的に伝える取り組みを説明し、各国代表から高い評価を得た。
2. 本会議にて承認された4つの審議議案
岩崎氏は、世界各国の取引所および天然ダイヤモンド産業全体が直面する課題を踏まえ、以下の4点を提案した。議論の結果、世界各国の代表から強い共感を集め、WFDBとして前向きに取り組むことが正式に承認された。
<WFDB会員の価値と責任に対する認識向上>
WFDB会員であることの価値(メリット)や倫理的責任が、業界関係者および消費者に十分浸透していない現状への課題提起。
<共通広報ツールの作成・提供>
会員資格の価値、倫理的責任、天然ダイヤモンド産業の社会的貢献を説明する共通ツールをWFDBが作成・提供。小規模な取引所であっても、自国市場で統一されたメッセージを発信できる環境を整備する。
<グローバル・メッセージの策定>
天然ダイヤモンドの希少性、真実性(本物であること)、伝統、そして持続可能な社会への貢献を明確に伝える世界共通メッセージを策定する。
<次世代リーダー・若手育成の強化>
若手社員や将来の業界リーダーが天然ダイヤモンドの本質的価値を深く理解し、その魅力を次世代へ正しく継承するための育成体制を強化する。

【開催概要】
会議名: 第41回ワールド・ダイヤモンド・コングレス(World Diamond Congress)
日程: 2026年7月12日(日)〜7月15日(水)
開催地: シンガポール
会場: パークロイヤル コレクション マリーナベイ(PARKROYAL COLLECTION Marina Bay)