JFW–IFF出展の注目ブランド-メンズ・ユニセックスアクセサリー:『dip(ディップ)』『ELCAMI(エルカミ)』『Final Works(ファイナル・ワークス)』
■『dip(ディップ)』
「デザイナー、大學清の世界観を最高の技術で表現する」という意味で頭文字を入れた“daigaku imaginative products”と“ちょっとつける”という意味のdipを合わせたブランドネームを持つ『dip(ディップ)』。
1994年からシルバージュエリーの制作を開始し、2000年にディップブランドの展開を開始、2003年にはディップブランドのウェディングラインを集めたサブブランド『DIANA dip(ディアナディップ)』、2005年には新たに『DEVIL PRODUCTION(デヴィル プロダクション)』ブランドも発表して、現在3ブランドの展開を行っている。
「ジュンヤワタナベ コム デ ギャルソン」とのダブルネームによるデザイン制作も行われており、また、相川七瀬、布袋寅泰、BoA、MISIA、THE SALINGERのミュージシャンとのコラボレーションでアルバムジャケットやCMにもそのアクセサリー・ジュエリーが登場している。
ロングセラーになっているのはダイヤモンドパイソンやウッドをメタル素材と合わせたピック兼ペンダント。
JFW–IFFの他にmanicolle tokyoなどファッション展示会中心に出展しており、2008年9月には直営店舗「dip orench store」(東京都目黒区上目黒3-13-11・毎週土曜日のみ営業:祝日、年末年始を除く)もオープンしている。
■ 『ELCAMI(エルカミ)』/『Final Works(ファイナル・ワークス)』
『ELCAMI(エルカミ)』と『Final Works(ファイナル・ワークス)』を展開する麦倉隆晴氏は、彫金加工を学び貴金属・加工に従事、2006年に『haru mugikura』でアート活動を開始し、JCDA日本クラフト展、JJDA日本ジュエリーアート展、rooms、manicolle tokyoなどJFW–IFFと合わせて数々の展示会に積極的に出展。「第24回JJDA日本ジュエリーアート展・入選」「JJAジュエリーアワード2007・第3部門 入選」の受賞歴も持つ。現在、3店舗でアクセサリー・ジュエリーが取り扱われている。
アパレルブランドへの商品提供の経験と彫金技術が生きた、存在感のあるユニークなアクセサリー・ジュエリーを制作しており、2008年に発表されたカメレオンモチーフのコレクションが人気。今回はカメレオンの頭部をモチーフにしたペンダントとネックレスチェーンにぶら下がるようにデザインされたカメレオンモチーフのペンダントが展示されていた。